マイホームを建てる時、
予算オーバーになる理由のトップは
『一生に一度の大きな買い物』という
魔の囁きに平常心を奪われた結果の
オプション追加、
グレードアップによる
増額かと思います( ̄∇ ̄)


こんだけ
断捨離が流行ってるのに、
家を建てるときには
いつか…とか
もしも…に振り回される方が
多いようで
ジャンクママ的には
なんだか不思議(・∀・)


ぶっちゃけ
やんちゃな男子が四人もいると
マイホームは
資産ととらえるより消耗品として
捉えてましたから、
ジャンクママは
魔の囁きには
惑わされませんでした(笑)


って言うか、
我が家が
流行りのオプションを
ほとんどつけなかったのは
単に
新しいオプションに関する
知識がなかったから。


なぜなら
マイホームを建てるにあたって、
最新のモデルハウスを
一件も見学しなかったからです。



だって…


やんちゃなダーリンと
ぐーたらママに四人息子、
そして犬やら猫やらが
コンパクトに暮らす
そんな設定に見合うモデルハウス、
はなから無いとわかってました。


どこに行っても…
あるのは
ゆとりある土地に
贅の限りを尽くした
各社自慢の大豪邸仕様の
モデルハウス。


いいに決まってます。


そんなもん、
見てしまえば
あれもこれもオプション
欲しくなるに決まってます。


けれど
何も知らなかったら…
物欲は湧きませんでした(*^▽^*)


ただ、
まだ漠然と
家を建てるなら…と
妄想していた頃から作っていた
スクラップブック片手に
ただひたすら
小さくシンプルに建てたいと
目標を定め、
最後までぶれないよう
努めました。



個性的とか
限定品とか
特別とか
人気があるという言葉に
からきし弱い
獅子座な男のダーリンが、
家作りは
私に丸投げしてくれたのも、
幸いでしたね。


ローコストな規格住宅なりに
選べる部分は
すべて私の好きにしていいよ
示してくれた姿勢が
ありがたかったです。



追加したオプションに関しては
標準仕様だと不都合があるか
ないか程度の基準で
決めただけで、
見た目やグレードの高さは
まったく無視。

特に
すぐに必要性を感じない
オプションについては
問題外。


あと、
みんながしてる!とか
みんなが持ってる!とかは
私には関係なくて、
判断の基準は
今の暮らしに必要か否か!
のみ。


だから
HMの担当さんに
みなさん
ベランダに
物干レールは付けますよ~とか、
みなさん
浴室乾燥機は
ランドリーパイプとセットで
付けますよ~とか言われた時、
迷わず
必要ないものは
付けませんと即答しました。



もしかしたら必要になるかも…とか
いつか使うかもしれない…なんて
あやふやな物を
貴重な予算に組み込む余裕なんか
なかったから~、
シンプルに建てて
必要に応じて
カスタマイズする!でいいかな~って。



ところで
図面で見てイメージしていたことと、
実際に暮らしはじめてからでは
ズレがあったりしました。
だからなおさら
オプションは
必要性を感じてから
付けた方が
無駄がないような気がします。


我が家の場合、
マイホームのプランニング時は
洗濯物は
道路からいちばん目につかない
家の西側に干し、
日当たり満点の家の南側は
花壇中心の私のプライベートゾーンに
しようと決めていました。


しかし、
実際には
南側は朝から晩まで
陽射しがよすぎて
むしろ
花には過酷な環境でした。


半日陰な庭でしか
花を育てたことがなかったため、
朝から晩まで日当たりが良い庭が
どんなことになるか
まるで想像できなかったんです。


一方、
全面土間コンの
駐車場にする予定だった西側は
レンガ風浸透性ブロックと
緑化型ブロック
華やかなスペースに!



だけど
しばらくは
予定通り
駐車場と
洗濯物干場として
活用してました。


でも
ご近所さんとも馴染んできたころ、
気楽にお茶を飲める空間が
あればいいなと
考えるようになりました。


それはむしろ
道路から目につかない方がいい。


早速
西側に置いてあった
物干し台を南側へ移動させることに。


壁に直付けでない
昔ながらの
重石タイプの物干し台だからこそ
簡単に
リビングの南側の
掃き出し窓前に並べた
簡易デッキの上に移動できました。

日当たり、風通し共に良く、
あっという間に洗濯物は乾くうえ、
取り込みやすく、
とても動線的にも便利になりました。



ルーバーラティスで
デッキを囲むように目隠ししたので、
道路からは
思ったほど丸見えでもないし。


西側は現在
なんちゃってカフェの囲いを取っ払い、
その日の気分で
好きな場所に
ガーデンテーブルを置いて
ご近所さんと井戸端会議する
ささやかな社交場になりました。
図面を見ていた頃には
思いもしなかった庭の活用法。





とにかく
暮らしてみないと
わからないことがあります。


だからこそ
何度も言いますが、
オプションは
必要を感じた場所に
そのタイミングでつけるのが
無駄がないと思います。


性能をグレードアップしても
のちのち操作が面倒で
使わなくなったとか、
なくても良かったオプションがあるとか
聞きますし。



暮らし方も
価値観も
変わるかもしれないから、
一生に一度の買い物…の
思い込みは持たず、
詰め込みすぎない
柔軟な予算の立て方を
私はおすすめします。





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