一昨日の撮影顔合わせのとき
はっきり思ったのが


映像での演技と舞台での演技は
その方向性がまったく違う!


ってこと。


今まで映像にはまったくと言っていいほど
その業界に関わったことがなかった…。

スタッフとしてもキャストとしても。



今回こういった形で関わって
また遠目から見ることで
その違いが明確にわかる気がする。


舞台と違って
映像には小細工は不必要




読み合わせ中に、ちょっとだけ助言をしたんだけど

舞台はリアリティを追求していかなくちゃいけないけど
映像はリアルを追求していかなくちゃならない。


舞台の演技を映像に持ち込むと
リアルな映像の世界では、
ハイテンションな舞台の演技が
みょ~に浮いてしまう。



舞台上では
「えっ!?」
て演技はオーバーに振り向くけど
確かにどんな映画でも
「えっ!?」
って演技をオーバーに振り向くのを見たことがない。

そういったシーンは、だいたいカメラが寄ってアップになるだけだよね。

うん。
だいたいそうだ。


つまり、
映像と舞台では、演技をしている対象が違うんだ。


舞台は、キャストが身体を使って演技をするけど
映像は、カメラが演技をしていることになる。




舞台役者に、あまりリアルな演技を求められることはなく
リアリティを求められるので
この急転換は、けっこうつらいものがあるかもね(笑)




まぁとはいえ、次はもうクランクイン
本番です!



キャストさんが
その違いに気がついてくれることを
祈ります♪




ってなかんじで、今日はこのへんで!