舞台上で、きちんと演技をしているかどうかの判断をするとき、
私はだいたい手の動きに注視します。


演技を休めてしまっているときって
だいたい手が、ぶらぁ~んとしてしまっているんですよね。


現実の世界では、あまりないことなんです。

かと言って、手が手話のように動き過ぎても、おかしなことになります。


あくまでも自然体で
あくまでも普通で


それが演技の基本になります。


よく小技で乗り切っちゃう方もいるのですが、
固定役者(決まったポジションや決まった役柄)しか出来ない方が多いです(汗)


役者はシリアスな役やコミカルな役、
なんにでも成りきることが出来なければ、
役者とは言えないです。


まぁ得手不得手はあるかと思いますが(笑)



役者の基本は…

普通の役柄を
普通の演技で
いかにも普通に出来るか?

なんです。



手においても
普通なんです。



セリフに気を取られて、手の仕草がおろそかになってしまっていてはダメなんですね☆



手を普通に、そして活きた演技をさせている役者さんは
うまいっ!!
って言われるんですよねぇ~♪



手は口ほどにものを言う…


うん。
まさに。




ってなかんじで、今日はこのへんで!