演劇には、裏方と呼ばれる多くのスタッフワークが存在します。

音響や照明、舞台監督、メイク、衣装等…

絶対的に演劇界には必要で
絶対的にどの劇団にもあるものなのに
全体的にあまり知られていないスタッフが
制作って呼ばれるものです。



確かに舞台をつくるだけだったら、制作はまったく必要ありません。

ただ、
そこにはお客さんが存在していて、
そこには様々な人が存在しています。

その「人」と「人」を繋ぐのが
制作の仕事になります。



制作の主な仕事として、
「企画」
「運営」
「管理」
があります。


この団体が持っている色を活かして、次はどんなアプローチをしていくか?
どんなプロモーションをしていくか?
この団体をどこに持って行くか?

それを考えるのが、「企画」ななります。


その「企画」を受けて、予算がいくらあったら赤字にならないのか?
どんな人材がいたらいいのか?
どのくらい必要なのか?

それが「管理」になります。


その「企画」「管理」を受けて、どういうプロセスを辿って、それを実現させていくか?
その最短経路はなんなのか?
を考え、実行するのが「運営」になります。



まぁ言わば、台本を使ったもの以外の「全て」になります。


どんなチラシにすれば、お客さんに観てもらえるか?
そのチラシの効果は単価あたりどのくらいなのか?
いつ募集をかければいいか?
劇場はどこがいいか?
どんなホームページにするか?
5年後はどんなものになっていればいいか?



制作には休みというものがありません。
公演中はもちろんのこと、終了直後、いやいや、その前から、次の公演の準備が動き始めます。



でも残念ながら、音響や照明と違って、花形のスタッフにはなりません。


そんな「けなげ組」な制作ですが、いやいや私はそこが大好きです♪



だって!

常に
「人」と「人」
の間にいられるから♪




そんな制作のすぎさきかずやです♪





ってなかんじで、今日はこのへんで!