身体もセリフ回しも、リズム感が重要だったりします。


よく例えるのが、役者は1つ1つの楽器なんです。


演出の指揮の元、それぞれの楽器のリズムで、かつそれぞれが全体と一致しているリズムが必要なんです!


トランペット1つとってみても、それを奏でる演奏者によって音色が違うように、
役を中に入れる演技者で表現が変わってきます。

楽器と演奏者、役と演技者が合わさることで、
個々の素晴らしさが出てくるんですよね。


その1つ1つが素晴らしいものを一堂に会したとき、
より素晴らしい世界が出来る。


楽器はオーケストラとして
役は演劇として
世界をつくりあげることが出来ます。


ワールドです
ワールド(笑)


楽器と演奏者が不協和音じゃだめですし、
もちろんオーケストラ内で楽器同士の不協和音があったら、
人を心を動かすことなんて出来ないです。


このリズムが狂ってしまうと、
どんなに素敵な楽器でも演奏者でも
どんなに素敵な役でも演技者でも
世界をつくり、人の心を動かすだけの
ものつくりなんて出来なくなってしまいます。



今の演劇界は、自己満足の芝居に走りがちで
ダメ出しのときに、演出が役者に対して口では言っていても、
ここの真の意味を理解出来ていない演出家や役者、劇団が多く存在します。



自分がやっていてどう感じるか?

ではなくて、

それを見たお客さんがどう感じるか?


そのリズムは、聞いていて気持ちがいいものか?



そこを客観的に捕らえられている役者さんは
大きく成長出来ると思いますし、
現に大きく成長しています。





リズム感と世界観


重要なんだなぁ~~~~





ってなかんじで、今日はこのへんで!