腹式呼吸の1番の目的は、身体に力が入っていない状態で、
かつリラックスした身体で呼吸をすることなんです。


人間の体の構造上、あくまでも呼吸器は肺で、腹部には息は入らない。

普通、空気を体に取り込むためには、体を膨らませて取り込みます。
また吐き出すときには、体を縮めて吐き出しています。

それは一般的には、肺に近い胸の周りの筋肉を使って行われているんですね。


じゃあ、なぜ腹式呼吸が重要視されるのかは、
上半身の力で息を出し入れするのではなく、
それを腹部周辺の筋肉を使って呼吸することで、
胸や肩などの上半身をリラックスさせることにあるんです。


演劇では腹筋を筋トレのメインメニューとして置かれますが、
このプロセスを無理なくおこなうために腹筋を鍛えるんです。

固い筋肉ではなく、柔軟性があり、
それでいて持続性のある筋肉を養うためにね。

だから、ただむやみに腹筋をするのでは意味がありません。
だって、筋肉をつけるためではないんだから。



プロレスラーやボディビルダーのような筋肉ではなく、
マラソンランナーのような筋肉をつけなければならないんです。


筋トレ1つとっても、それをやる意味があります。

むやみにやるのではなく、きちんと意味のあるものをおこなうと、
回り道をしなくていいので、その分進歩が早くなります。



それをもっとみんなに知ってほしい…。



小さなことでも、

ただ…
なんとなく…

の練習方法は変えて、意味のある練習をしなくちゃねっ☆





ってなかんじで、今日はこのへんで!