昨日書いた日記について、

うちでは腹筋・背筋・腕立てを各20回やっているんですが、どうでしょうか?

という質問をもらいました。



絶対数としては、ちょっと少ない気もしますが、
筋肉をつけるためのものとは違いますので、
問題は回数ではないんです。

なんのために…?
が重要なんです。


スポーツでもそうなのですが、つけるべき場所とつけなくていい場所があり、
つけなくていい場所についてしまうと、
それがかえって弊害になったりしちゃいます。


ちょっとここでの説明では難しいんですが、
腹筋も背筋もすべては腹式呼吸につながり、
そのための筋トレだと思ってもらって過言ではないです。

腹筋の必要性はともかく、背筋については、
腹筋を養うための補助的な役割を持っていて、
表裏の原理にそっているものなんだ。

腹筋で下腹部を鍛えるのと同じ意味で、
背筋は腰周りとおしりの部分を意識してやらないと意味がないです。
ちょうどヒップアップにもなりますしねっ♪


そして腕立ては、腕や肩にキレを作るという意味もありますが、
首や肩に力が入らないようにするための
肺呼吸にならないようにするための
柔軟な筋肉をつけるようにしなければなりません。

普通の腕立ては、筋力アップのためで、固い筋肉をつけるためにおこなわれていますが、
演劇においてはそれはまったくの逆効果!!

腕よりも肩周辺を意識して、
あまり圧をかけない腕立てをしなければなりません。


すべては、腹式呼吸につながる基本で
その基本が出来ていないから、
成長の妨げになっている!
と言いたいんです(笑)


とまぁ、言葉で書くのと、実体験していただくのでは、
ぜんぜん違うのですが…汗



ちなみに、来年スタートする高校生エンゲキ塾では、
こういった小さなことからも、しっかりやっていこうかと思っています♪




ってなかんじで、今日はこのへんで!