役者って毎日が観察という勉強と調整という調律を怠ってはならないと思う。


身の回りで起こる様々な出来事や事象は、すべて役者の糧になってくれる。

人物で言えば、明るい人の特徴をきちんと掴むことで、
それを模範として、そういった人物を模倣することが出来る。

ニューハーフやおかまの方は本当に勉強熱心で、
女の人よりも女性らしさを身につけているなぁ~って思わされるときがあるように。


そういった引き出しを増やすための観察という勉強は、絶対必要なんだ。



そして、その引き出しの中からいつでも物を引き出してこれるテンションや態勢の調整を図って、
素直に素敵に、きれいな音が出せるように調律しなくてはならない。

心の動揺や体調の不調は、直接そこに影響して、
余計で余分な発想や考え、感情が加わってしまう可能性がある。

自分の気分が乗らないときに、ムリにテンションの高い感情を出そうとすると、
そこにはやはり無理がかかり、フィルターがかかってしまう。

やっぱりムリは無理で、
そんな状況で、素敵な演技が出来るわけがない!

役者は稽古場や舞台上では、常に臨戦態勢でいなくてはならないので、
その心と身体の調律はしていなくてはならない。




観察と調整だけは、どんなときでも忘れないでねっ♪




ってなかんじで、今日はこのへんで!