たまたまなにかのキッカケでこの日記を見て、
たまたま目が止まっちゃって、
たまたまが重なったこれから演劇を始めようと思っている人たちへ。



昨日の日記にあるように、
まず演劇はウソを作り出すものじゃないってことを知っておいてほしい。

怒るならちゃんと怒る
笑うならちゃんと笑う

笑いたくもないのに、セリフに笑うって書かれているから笑うっていうのは、しちゃいけないことなんです。

それはウソだから。



そして、素直な自分を知っておいてほしい。

芝居の中で最重要な事項として、自分に対して、他人に対して、すべてに対して、素直かどうか。

役者を続けていくと、いつか必ずこの壁にぶち当たります。

そのときに素直であれば、さらっとその難関は越えられます。


そして、「狭き門より入れ」ということを知ってほしい。

始めたばかりは、どうしてもただ楽しいというだけのものに行きがちなんだけど、
実はそんな楽しさは大した楽しさじゃなくて、
本当の楽しさは、「辛さ」というものを超えたところにあります。

地味さを感じる「基礎」は特に、普段からしっかりやらなくちゃいけないんです。

この基礎をやっていなかったり、そのやり方が間違っていれば、
絶対に上達出来るわけないです。

この日記にも何度も書いているように、基礎がきちんと出来ていれば、
どんな人でも舞台にあがることが出来てしまうほどなんです。


部活やサークル、ましては劇団では、公演稽古が重視されてしまうので、あまり基礎稽古をやっているところを見かけないのですが…(汗)

もしそれを知りたければ、劇団暁座か高校生エンゲキ塾に見学にいらしてください。

見学だけはタダですから(笑)




ってなかんじで、今日はこのへんで!