芝居は生のものなんです。
本当のものなんです。
真実を伝えるのが芝居なんです。


泣くシーンに泣いてみせる。
笑うって書いてあるから、笑ってみる。
怒っているみたいだから、怒った演技をした。


それはもう、演技でも芝居でもないです。



普段の生活の中で、本気で笑ったことはありますよね。

それを舞台上でやるのが本当の演技なんです。


普段の生活の中で、取りつくろって笑うときがありますよね。

舞台上ではそれを演技とは呼ばないんです。



もう1度…。
芝居は真実なんです。
取りつくろったものに、感動なんてしないんです。
取りつくろったものに、心を動かされることなんてないんです。



それは見ている側からは一目瞭然です。

またやっている役者本人もわかるはずです。


もしわからなければ、よく考えてみてください。



今自分が伝えているものは、
真実か…?
ウソか…?


この思考の過程が、役者の演技を飛躍的に向上させます。



演技はウソをつくことじゃないんだ…。



これだけは絶対に頭に入れておいてくださいね♪




ってなかんじで、今日はこのへんで!