役者さんは、その身体バランスが重要なものになります。

あっ!
ここでいうバランスとは、静と動のバランスと感情と動きのバランスであって、
感覚のバランスではないですよ♪

役者さんは、表現をするものになります。
音楽も雑音が入るときれいな音色を奏でられないように、
役者の表現においても、動かなくてはならないところが動けていなかったり、
また逆に動かなくていいところが動いてしまっていると、
表現の雑音となり、素直な表現として伝わらなくなってしまいます。

代表的なものとして挙げるならば、手と目の動きがそれになります。

役者さんの多くは、全体の動きと段取りに意識がいってしまい、
細かい手や目の動きがおそろかになりがちです。


なぜこのシーンと感情のときに、その目の動きなんだろう?
なぜこのときに、その手の動きが有り得るんだろう?

そんな不思議な表現が、舞台に雑音を入れてしまいます。



動くときは動き、止まるときは止まる。

そういった小さな心がけが、演技に深みを与えてくれるんですね☆


ってなかんじで、今日はこのへんで!