どうもういろう売りのことが知られていないようで、
これに関する質問はけっこう受けることが多い。


滑舌練習の代表格として知られるういろう売り。

これの練習をするときに忘れてはならないことがある。

それは、このういろう売りはセリフなんだってこと。

ただこいつをツラツラ早く言えたってなんの練習にもなってはいないんだ。

セリフである以上は、そこに感情が存在していて、空間も存在している。

それを無視して、早く読んだって、ただの棒読みに過ぎない。



ういろう売りが路上に立ち、街道を行き交う人たちに向けて、
なんとかこのういろうを買ってもらいたい!
そういった気持ちを考えながらやらなきゃ、ちゃんとした練習にはならないんだ。


素晴らしいセリフを、ただの早口言葉にしちゃダメなんだよ?




ってなかんじで、今日はこのへんで!