役者はもちろん、舞台関係者すべてが表現者なんです。

役者は声や身体の動きで表現をし、照明は明かりで表現をし、
音響は音やボリューム、その出し方で表現をする。


ただそれらしく聞こえるように動いたりしゃべったり、
また照明や音響は、そのきっかけになったからオンオフをすりゃいいってもんじゃないんです!


絵画展だって、ただ絵を飾るだけじゃなくて、照明だって気を使うんです。
どうすれば、この絵の伝えたいことを表現できるだろうかって。


演劇は伝えたいことと表現の宝庫なんです!


役者として伝えたいこと
照明として伝えたいこと
音響として伝えたいこと
衣装として伝えたいこと
メイクとして伝えたいこと
舞台監督として伝えたいこと
制作として伝えたいこと


そして仮に伝えたいことが変わってしまったとしても、伝えられてるかを考えながらやらないと、
それはただの自己満足になってしまいます。


伝えたいことをちゃんと伝えていて、
ちゃんと伝わっているかを確認しながら稽古をする。



これが演劇の練習なんです。



ってなかんじで、今日はこのへんで!