この頃日記に声優関係のことを載せているせいか、
そっち関係の質問を受けることが多くなったけど、
声優としてどこかの事務所に所属しているわけではなく、
本格的な活動はもうしていないので(笑)

今はたまーにいただくお仕事を細々とやっている程度なので、あしからず(汗)



んでもって、いただいた質問の中での回答を1つ。

演劇の役者と声優との違いについて。

演劇は演出家のもと、だいたい約1ヶ月ほどの稽古を経て作り上げていきますが、
声優に至ってはシナリオを渡されて、すぐ「さっ!慣らし本番いきましょうか?」ってレコーディングが始まります。

この過程が大きな違いかと。

要は声優は瞬間的なイメージと、瞬発的な表現が必要なんです。

ああでもない。こうでもない。
と作っている余裕も時間もなく、
より役者としての引き出しの量が決定打になります。


例えば、
「元気だった?」
というセリフを100通りの表現方法で言ってみてください。

言い方を変えるんじゃないんですよ?
声を変えるんじゃないんですよ?
小手先のテクニックで変えたように聞こえさせるんじゃないんですよ?

表現を変えるんです!!


もちろん舞台俳優にも必要になる要素ですが、
声優の場合は絶対必要条件になります!



もちろんその他にもいっぱいあるけど、
これが決定的に違うところかな(笑)



ってなかんじで、今日はこのへんで!