芝居で使われるSEやMEやBGMは、役者の演技を助けて、お客さんをその世界へいざなうための強力な武器になる。

音楽という世界観を持ち合わせているものと、
演劇という世界観が合わさったときの相乗効果は計り知れない。

がしかし、強力なものだからこそ、その使い方を誤ると、
またそれも決定的な失敗としての諸刃の刃と化してしまう。



ベタなシーンにベタな音楽を組み合わせると、使い方によってはベタベタになってしまう場合がある。

私自身としては、意外にベタが好きなほうなのだけど、
実際にあててみて、ベタベタに耐えられなくなって、
自身で却下したことが何度もある。

またその逆も不思議なもので、シーンの情景とはまったく正反対の音楽をあてることで、
シーンのイメージを増強し、思いもよらなかった効果を得られるときがある。


音楽をあなどるなかれ!

音楽を征するものは、感情を征す!


決して過言ではない…。



ってなかんじで、今日はこのへんで!