Let's SCHOP!!! | 辻明佳のナイフとフォーク

辻明佳のナイフとフォーク

旅、お料理、ときどき女優。

書かねばならない。


今年のうちにね。


まりんもブログに書いてましたが
宮城県に行って来ました。


被災者避難施設が閉鎖したり
最近では報道すらあんまりされなかったりで

なんとなく

大変だけど復興はしてるんでしょ?


って感じになってる、
東京ではたぶんおおむねそうなってる、
私もなってた。

でも

3月11日、
あの日から
まったく時が止まったまんまのおうちが

まだまだまだまだいっぱい残ってて。


自衛隊も行政も手をつけられない
そういうところにお邪魔して、
みんなで、
ほんとにほんとに手作業で
おうちの中から津波のあとを追い出して
もう一度、住めるようにする。


そういうことを毎週毎週やっている人たちがいるんさ。


その名もスコップ団


スコップ団はボランティアって言葉は嫌いなんだって。
友達が困ってるの助けるのにボランティアなんて言うか? って。
人助けに理由はいらねえ!

そんな団長さんです。


今回はひょんなことからご縁がありまして
ほんとちょっぴりだけど
スコップ団のお手伝いをさせていただく機会を得たのでした。


前置き長くなっちったな。


えっとじゃあまあはい、何やったか!
photo:01


まずは今回の集合場所、山下駅前!
「自衛隊さん勇気わく ボランティアありがとう」
の看板が迎えてくれました。

隣には、がんばっぺ東北 復興芋煮会 の掲示も。


東北の秋の名物、芋煮会。
参加したことないからどんな雰囲気なのかわかんないけど、
あちらでは親睦会の代名詞みたいな感じらしいんだけど、
あったかいお鍋を囲んで、みんなでいろんなことおしゃべりしたんだろうなあ。


さてそこへ乗り込んで来ましたスコップ団ダンプ
photo:02


かっけ

正面からのショットがまた強烈にかっこいいんだが撮れず


熱い熱いサイトやブログでの印象からはちょっと意外というか、
逆にまったく意外ではないというか、
前置きも長いあいさつも気合い入れも特になく
「今日は二件やります」
と淡々と話す団長。

みんなも「おっしゃー」だったり
「お邪魔させていただきます」だったり
いろんな思いを胸にしまいつつ

黙々と現地のお宅へ移動。


今回あたしがお世話になったのはこちらのお宅です
photo:03


すみません、おうちの写真載せちゃって。
でも伝えたくて


こっからさ、海なんか見えないんだぜ
潮の香りがたまにする、か? くらい。

そんなとこでも二階までぐしゃぐしゃに持ってかれてた。


うぐう、そうかい、地震!


とにかく家中ぜんぶ土砂、土砂、土砂。


土と塩まみれになった戸棚とか、
テーブルとか、
おふとんとかを

とにかく出して、
何種類だっつったかな、
とにかく気が遠くなるくらい分別して、

大切そうなものはとっておく。


このね大切そうなものってとこがね

わたくしまず真っ先に
居間にあったのかな、らしい戸棚を運び出しまして
引き出しぜんぶあらためるって作業をやらせていただいたのですが

ほんとね、選べないよ。
そんな権限わたしにはないよね。


運動会かなお花見かな、
持ってくおべんとのメニューをお母さんが考えてるメモが出て来たり


何十年も前の結婚式の書類とってあったり

もちろん楽しそうな、写真もいっぱい。


あとここの家のおばあちゃんが私のお母さんと同じ名前で(漢字も同じ)
しかも私がいま住んでる町に
むかしおつとめしてたことがわかる書類とか出て来て。

不思議なご縁で引き合わせていただいたような……
なんだかね。


私がそうこうしてるうちに
作業はどんどん進んでて
photo:04


もう家のなかあらかたからっぽ。
二階のものも全部出して整理して、
まだ読める本はとっといて。
photo:05


ケルヒャーでおうちまるごと水洗いして!
photo:06


おお!
きれいになった!
photo:08


まるっきり埋もれてたお庭の池も復元! ナイスコップ!
photo:07


最後に神棚も丸洗いしてセット!!
完了、ってなにをもって完了だかわからんけど、
完了、だっ!!
ぴかぴかなった。

こっからなら、もう、お直し次第で住み始められる!


くやしいよ、悲しいけど
その気持ちはいっこも減らないけど
とにかく一軒の家が
とにかく、一歩、前に進めた。

あ比喩的な意味でね


なんかアメブロがさあ!
写真これ以上のっかんないっていうもんだから

ちょ、続くわ!


まだ付き合ってくれるなら、ありがとう!