宮沢賢治記念館に隣接する、
レストラン「山猫軒」へ!
店内の至るところに『注文の多い料理店』の一節がちりばめられています!
ちなみに、このレストラン
地図だと童話村からすぐなのですが。。。
徒歩で行ってみるとものすごい坂、否、もはやまあまあの山道!
この階段がほんと果てしなかった。。。
ぱっと視界が開けてちょいとした絶景が。。。
いいね! 小説でも山猫軒は山奥にあるもんね!笑
岩手の地のものを使ったメニューがたくさんあるのですが
ながーいおもち!
びよーん
今回は、つきたてのデクノボーに
いろんなものがついてくるセットにしてみました。
軽く焼き目をつけた岩手名物ずんだもち、
あんこ、おなます、黒ごまあん、
岩手南部ふう? のお雑煮、
そしてデクノボーに添えてある金太郎アメみたいのは、
岩手名物の「金婚漬」というお漬物。
すばらしい!!
ずんだはまろやかだし、おもちはつきたてだし、
おつゆはシンプルで何てことないんだけど
食べたことない取り合わせで
一口一口堪能しましたー
ビア飲みたいけど、今日はたくさん歩くからがまん。。。
遅めの朝ごはんのあとは、
19年前にはまったく興味が向かず行けなかった
でもそれ以来ずっとずっと行きたかったあの場所にタクシーで。
運転手さんに見学の仕方を親切に教えてもらいつつ……
賢治が農民のために開いた私塾でもある
羅須地人協会です!
「下の畑」で自給自足の生活をしながら、
賢治を慕って集まる若き農夫たちに
農業に役立つ科学を教えたり、
音楽や演劇やエスペラント語を教えたりしてたんだって。
生活は苦しく仕事はつらく、
高等教育も受けられないような農民たちに
どうにか、いろんな意味で「豊か」になってもらいたかったんだろうなあ。
結局、志なかばで過労にたおれてしまい
のちには
質屋の父からの借金で
できもしない夢みたいなことを追いかけて……と
賢治はこの頃の自分を批判的に見たりもしているようなのですが
今なおこの小さなおうちは
「賢治先生の家」として
地元の人にも愛されているのがうかがえる、とっても素敵なところでした。
「ほんとうに、みなさんに喜ばれる、
すがすがしい気持ちよいところになりました」が
まるで賢治が書いたみたいな語り口で嬉しくなるね。
お約束ももかちゃん写真
そして舞台裏(笑)
今は賢治が教鞭をふるったこともある
花巻農業高校の敷地内に移築されているのですが。
通りすがる生徒さんたち、
みーんな向こうからあいさつしてくれる!
超いいこ!!
おそうじや、黒板の字のなぞり足しは生徒さんたちがやっているんだって。
「けんちゃんハウス」と呼ばれているとか(笑)
いいところでした。
続く!
次回はイギリス海岸と絶品岩手名物!