アナと雪の女王2感想ネタバレあり | 辻明佳のナイフとフォーク

辻明佳のナイフとフォーク

旅、お料理、ときどき女優。

アナ雪2みてきた!

いやーーー映像すごいね! ほんっとにキレイ!

4DXマジカルエディションがとってもよかった!
シン・ゴジラの時は「いや、要らんな」と感じた4DXですが今回はどハマり。
それやる前提をじゅうぶんに意識したであろう映画のつくり。。。
風は吹きすさびカメラはぐりんぐりん動き空を飛び水はかかり
とっても楽しかったです
映画全体がちょっとしたスターツアーズ。これでプラス1000円は安い!(映画の日でトータル2000円ですんだのもあるけど)
ふつうに観るのが物足りなくなっちゃうなー

お話自体は
「なんだろうか、この話。。。」と思いながら観てた( ´ཫ` )
前作以上に世界観が抽象的で、生活感なくて、だれもおなかがすかない世界。
未知の旅へふみだすのに水筒ひとつ持たない彼ら。。。笑
終盤はもう、神話( ´ ω ` )
でも途中きゅうに「デンマークの童話」が出てきたのはきっと元祖『雪の女王』へのオマージュだろうな。


エンディングは私の中でも賛否。

途中からずっとエルサの能力のことを「これが身体的な障碍のメタファーだとしたら。。。」って考えながら観ていたから、
「同じ血を引人たちの集落に引っ越す」というエンディングは。。。

「エルサがアレンデールで幸せになる道はなかったんか」
「なじめない人を結果的に排除した社会になっちゃった」
「けっきょくみんな、異性と結婚する人間が王位を継ぐのが「自然」だと感じるってことなんかなあ」
とかいろいろよぎってしまい若干の違和感をかかえたままのエンドロールでした。

これを「優しい地獄」と形容する人達もいてその意見もすごくわかる。
までも、選ぶことは捨てることであり、
そして生きることは選ぶことの連続だから、
エルサが選んだことで、エルサがしあわせなんだったら、私は支持するよ。。。
でもしんどいよなあ、アナもエルサも笑顔だからいいけど
アナがブレずにラスト、笑顔であることがすんごいことだよなあ
ほんとに強い子よ。。。
なんだかんだゆうて何ヶ所も涙とまんなかったです

つーかまず前作の主要メンバー(ハンス以外)がみんな仲良くしあわせに暮らしてる導入部分だけでもうわたくし胸いっぱいよ
だってディズニーってあんまし2作目を劇場版としては作ってこなかったから、映画冒頭からずっと主役カップルがラブラブだなんて、そんなのディズニーじゃミッキーとミニーくらいしか観れなかった!
「いつもの感じ」でチューをせがむアナかわいすぎなんですけど!!!
あとジェスチャーゲームへたなエルサ! リアル!!

クリストフ、1を見てない人が観たらけっこういいとこなしだよなあー
でもそれを補ってあまりあるクライマックスでの
「お待たせ。どうしてほしい?」
だっけか「どうしたらいい?」だっけか!
がマジ現代の女性が現実の夫に求めてる最高の姿って感じ最高でしたしびれました
女の子だってボロボロになるまでたたかわなきゃいけない時代には!
クリストフのスタンスがちょうど最高なんだよなー!

プロポーズも、こんなシーンはこれまでのディズニー映画には一度もなかったんじゃないか。
とっくに愛し合ってるのに、きちんと言葉で伝えるプロポーズを経ないと婚姻が成立しないという状況が、もはやディズニーとしてはめっちゃ新鮮。。。(ラプンツェルでプロポーズがあったことは言及されてるけど)
それが見れてシンプルにしあわせです

てかクリストフの歌なんなんだよwwww
どうしたんだよあのクソPV誰がGO出したんだよwwwww
最高です

最後、自然と共に生きる民族が歌い出したところ、1のオープニングにつながる演出でとてもよき
あの歌や、氷とともに生きてきたクリストフも、もしかしてそっちの民族の血を引いてるんじゃないかと感じた。
クリストフはアレンデールの王になるってことなのかな。。。
なんかそんな感じじゃなかったな。。。
あれはアナの戴冠式であって、まだ2人の結婚式ではない、から。。。?
おもしろいねえ

もう、やおい(やまなしおちなしいみなしの方の)でいいから、みんながただただしあわせに日常をくらしてるスピンオフ観たいよ
とりまアナとクリストフでディズニーランドとか行ってくれよたのむ

オラフは今回も愛のかたまり
でもオラフが死んじゃうところはちょっとお涙頂戴を感じちゃったな
どうせ復活するしなーって思いながら観ちゃってる自分がいたよ。。。すさみ
あそこ、オラフがちぢんでく様や、にんじんと棒だけになった姿はさすがにショッキングすぎるとの判断でしょうかね……なんか一瞬わかりにくかったな。。。( ´ ω ` )

・前作めっちゃいじられててわろた。レリゴーはエルサの黒歴史なのね笑
・音楽は素晴らしいけどあんましキャッチーではなかったし、前作以上に『未知の旅へ』の一人勝ち感。でもアナが歯を食いしばって歌う「悲しみのどん底にいても、できることをやるしかない」っていう歌はいつか心に響いて泣けて泣けてしょうがない日がたぶん来るんだろうな
・水の映像表現がすんごい綺麗だった
・でも水と氷ってちょっとかぶってるよね
・お衣装すてき
・映画館で映画を観ることのたのしさ。DVDでは味わえない時間だった
・毎回松たか子を認識できない。。。ん? 声優変わった? てなる。松たか子を感じない。あれはエルサ。すごい
・余貴美子さんだいすき

うーん、もう一回くらい観ちゃおうかなあ