自分の「好き」が誰にでも理解されるわけではない | 池田仁の身体を動かすのがもっともっと楽しくなるブログ

池田仁の身体を動かすのがもっともっと楽しくなるブログ

「運動嫌いをなくす」を使命に活動するフリーランスの運動指導員。
学校体育や自分の身体にコンプレックスのある子どもたちに「できた」の喜びと「できる」の自信を与える活動をしている。
裸足、四足歩行、ストレッチの三つを軸にした独自の運動プログラムを提供している

自分の好きなことやオススメしたいことがどこでも誰にでも受け入れられるわけではない。

って感じる出来事があったので自戒を込めて…


その1
とある小学校でのイベントでのこと。
体育館で子ども達と一緒に駆け回っているとテクテクと近付いてくるマダム。
「なんかまずい遊び方したかな?やっぱりブリッジしながら子ども達を追いかけるのはやり過ぎたかな?」と一瞬身構える。

マダム「この体育館は靴を履いてない人は利用できないことになっています!!」

裸足ブリッジン「!?」「…………」

マダム「この体育館を利用するときは必ず靴を履いてください!!子どもも大人もそれがルールです!!」

裸足ブリッジン「えと、すみません。持ってきてなくて…あ、でも普段から裸足ですから大丈夫ですよ!!」

マダム「そうじゃなくて、ルールなんです!!子ども達にも怪我をしないよう必ず靴を履かせてるんです!!」

裸足ブリッジン「いや、でも僕、普段から裸足だから大丈夫です。なんならフルマラソンとか山も裸足ですから…」

マダム「子ども達に靴を履くように言ってるので大人も必ず履いてください!!無いなら外靴でもいいですから!」

裸足ブリッジン「いやでも……ゴニョゴニョゴニョゴニョ」


以下略





その2
ある居酒屋での会話

裸足芋野郎「いや~この前のバーベキュー楽しかったね~」

人生の先輩「いや、楽しかったけどさ…お前さぁ~…」

裸足芋野郎「!?」「…………」

人生の先輩「アクロヨガだっけ?あれに興味あるって言った人を片っ端から持ち上げてたけど、あの人たち全然楽しそうじゃなかったからね?なんなら見てるこっちも冷や冷やしたしそもそもそういうことする場じゃなかったでしょ?」

裸足芋野郎「いや、でも……ゴニョゴニョゴニョゴニョ」

以下略



その3
とある飲み会でのこと

幹事「今日は裸足のこととふんどしの話は無しね!!女の子達がひいちゃうから!!」

「いやでも………ゴニョゴニョ」

以下略



とまぁこんなことがありました。



注意されたときはムッとして怒りを通り越して悲しみさえも感じましたが冷静になってみるとなんてことはありませんでした。


要は「自分の価値観をどこでもかしこでも押し付けちゃいかん」ってことですね。



表面的には「広めたい」「普及したい」って装っててもその実は「こんなことできる俺ってすごいやろ~」「どやどやどや~」「こんな僕をもっと誉めて~」って感じになってました。

いや、本当にお恥ずかしい。


「好きなこと」を紹介する
「好きなこと」を広める

という行為は悪いことじゃないしその「好きなこと」にも悪いところはありません。

ただそれを広めようとする人から「イヤらしさ」みたいなのを感じたとき、その人が紹介することですらイヤらしいものに感じられてしまいます。


「僕は◯◯を広めたいんだ!!広めてるんだ!!」という大義名分を振りかざしての自己満足な行動をしないように気を付けます。

366日間フィットネスチャレンジ
西武線沿線のとある駅で

倒立 331日目




ブリッジ331日目





【池田仁】
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日本スポーツ&ボディマイスター協会公認 裸足教育指導士
東京武蔵野シティFC裸足かけっこ教室 指導員
合同会社 WINGATEキッズコーチ
学研 リトルアスリートクラブトレーナー
ミライLabo 体操講師及びトレーナー


J-FITplus 主催トレーナー
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instagram jinjinikeda


2016年1月1日から366日間色んな場所で倒立とブリッジをして写真を撮るというチャレンジをしています。オススメの撮影スポットや練習方法、セミナーなど大募集中です!!Facebookやinstagramにコメントください。

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