第17回文学フリマに参加して参りました。


おきがる文芸誌・ちゃのまん、なんとまさかの第2号です。


ちゃのまん2


ブログ更新をサボっている間、せこせことミニコミ誌を作っていました。

モンハンやってたわけじゃないのよ!(ギリギリまでやってた)


今回も超豪華な執筆者の皆様に寄稿して頂きました。


藍川じゅん

伊川拓人

大久保ニュー

熊田プウ助

さおもらい・じゅん

たけばやしかよこ

ドルショック竹下

ひんやりデブ

mihoco

山田参助


(敬称略50音順)


山田参助さんの表紙絵、何度見ても本当にに可愛い。

そして今回もデザイナーのさやか嬢が素敵な本に仕上げて下さいました。


山田参助さんのイラスト

きゃわわ~。

トレーシングペーパーの手触りがよいです。


文フリのブースはこんな感じでした。


ちゃのまんのブース  ちゃのまん2


ブース左下に見えるのは、どるさんが作ってくれた宣伝用チラシ。



小悪魔風永田王

小悪魔風永田王↑


栄作風さおもらい

栄作風さおもらい・じゅん↑

さおもらいのトレンディ感がすごい!



ブースへ遊びに来て下さった皆様、お買い上げ下さった皆様本当にありがとうございました。

今回のちゃのまんには、「あの歌、この歌」という隠れテーマがあるので、どの作品に何の歌が出てくるかを探しながら読むのもまた楽しいかと思います!



ここで、ちゃのまん2がどんだけ狂ってて最高かを編集長の永田王自ら解説!



大久保ニュー「ともちん大好き」

→大久保ニューさんが描く甘酸っぱい恋のお話が読みたかったんだ!

主人公の女の子は、可愛くて凛としててクラスメイトから「何考えてるかよくわかんない」とか言われてそう。

そんな子が実は…って超エロい!悶絶!



mihoco「星野源はディズニーランドをこえた!!!」

→可愛い絵柄の割に激しいルサンチマン?でお馴染のmihocoさんのライブレポート。

ものすごい警戒心を持ちながらライブに行ってるのがすごいし「パンのにおい」のハンコがおかしい!

新刊「近所の花屋に恋してる既婚者の女と、サブカルdisに違和感をおぼえる女の話」は静かで美しい物語なのでそちらも是非。



伊川拓人「平均台」

→一言一句全部狂ってる。鼠蹊部不備太郎ってなんだよ…。

(どうやら「ふびたろう」ではなく「あちゃたろう」と読ませるらしい)じゃないよ…と、突っ込まずにいられない!

現代詩でもヒップホップでもない、伊川節炸裂!



ドルショック竹下「アカシックウォッチャーイサオ」

→そもそも発想がおかしいし、年表の丁寧さはもはや狂人の域に達してる。

最初ラフが上がってきた時、この人の頭の中どうなってるのかな…って思いました。

ドルショック竹下の構成力が今回もキレッキレ!



たけばやしかよこ「The Lobster Quadrille」

→たけばやしさんはいつも安定して狂ってるし、たぶん誰よりも何かが弾けてる。

絵柄もどんどん進化してて目が離せません!

新刊「chikurritto2」も可愛いのに何を言ってるのか全然わかんなくて超面白い。



ひんやりデブ「緑の丘に降り注ぐ光 私たちの頬を照らす …… あぁ素晴らしき私たちの故郷」

→なによりもまず作者の名前が狂ってる。タイトルの異様な長さよ!

ひんやりさんの青春のイメージってどうなってんの?ってくらい陰鬱!主人公ヘタレ過ぎて可愛い。



熊田プウ助「ヤリたくてヤリたくて」

→1コマ目からオチまで勢いよく狂ってる名作。謎のスピード感。

そしてエコ音で絶対笑っちゃうからずるい。最後のコマの綺麗にまとまった感はなんなんだ!



さおもらい・じゅん「上野動物園にて」

→謎の覆面作家による動物園エッセイ。覆面作家なのにチラシに思いっきり顔だししてる。

「TOILET TIME(重要)……!」のテンションがおかしいし、ところどころ意味がわからない。



藍川じゅん「梨」

→ページ数の関係で私も急きょ参加させて頂くことに。

主人公に誠実さの欠片もないところが作者に似てる!


「お茶でも飲みながら気軽に読めるマンガ多めの文芸誌」がちゃのまんのテーマのはずなんですけど、出来上がってみたら今回も「お茶でも飲みながら」ってテンションじゃなかった。


こんなにキュートで混沌としたミニコミは世界中探しても他にない!と自負しております。


今後もイベントや即売会で地道に手売りしていきますので、機会がありましたら是非お買い求め下さい。




ちなみに、今回の文フリの戦利品はこちら↓
戦利品!


一日中テンパってて、回れなかったり売り切れてたりしたサークル多し。

次回の文フリは余裕を持って参加したいです。って、毎回言ってますが…。


それでは、5月の第18回文フリでまたお会いしましょう。