子供の頃、大和和紀の「はいからさんが通る」が大好きで何度も読み返していた。
(山上たつひこ「がきデカ」は読むと怒られた)

私の夢は、はいからさんになることだった。


はいからさんが通る(1) (講談社漫画文庫)/講談社

¥702
Amazon.co.jp


最近、文庫版を買って読み返してるんですけど、やっぱり面白い。
王道ラブストーリーなのに、主人公が酒乱。
思想犯として監獄に入れられたりもする。昔の少女漫画って尖ってんなあ。
(ちなみに、紅緒さんの囚人服の番号は「への六」)
シリアスな展開になってもところどころで意味不明なギャグ挟んでくるし、登場人物のほとんどが酒乱かキチ・イなのもいい。


牛五郎
当時の流行語「ちかれたびー」


紅緒さんの一発ギャグ
謝罪はこれで決まり。


あと、絵がめっちゃ綺麗。蘭丸君の麗しさよ。


蘭丸ちゃん
「だが男だ」


そして、当時の私は紅緒さんが食べていたお団子みたいな食べ物が気になって仕方なかった。

実家で必ず食べてる
↑右下のやつ


焼き鳥のつくね。
「私もはいからさんみたいにつくねをお腹いっぱい食べてみたい」と思っていました。
小学校低学年の子供が、ケーキでもドーナッツでもなく、つくね。
漫画の影響って恐ろしい。

あれから2・年。
再びはいからさんに感化されて、最近つくねばかり食べています。
甘辛いタレを味わうもよし、塩で鳥肉の味を楽しむもよし。
卵の黄身をつけるのも、軟骨がコリコリしてるのもいい。
つくねって美味しい。


豊田屋
↑東陽片岡先生の漫画でお馴染み、池袋・豊田屋1号店のつくね。
素朴で無限に食べられる感じ。


百味
↑所沢・百味のつくね。
比較対象がないのでわかりにくいですが、すごくでかい。たぶんiPhone6くらい(適当)


戎
↑西荻・戎のつくね。
ふっくらしてて美味しい。友達の分も奪って食べました。

あと、利久の牛たんつくねも食べたい。



はいからさんにはなれなかったけど、お酒を飲んで騒いだり、つくねをお腹いっぱい食べられるようになった。

子供の私よ、君の夢は1/10くらい叶ってるぞ!


となると、次なる目標はこれ。

つくねの東京タワー

紅緒さんも夢見たというつくねの東京タワー。
大人の力(お金)で実現させようと思っています。





全然関係ないけど、環のこの台詞は一度言ってみたいな。

環の名言