酷暑の折

この度は「絆728チーム」ご参加いただき、誠にありがとうございます。

 

残念ながら、今回はキャンセル相次ぎ 、今年初の定員割れの状況ですが、福島はまた、被災地はまだまだ復興支援をしていただく皆さんのような愛の力が必要です。

 

当たり前の日常を、一瞬にして失った悲しみは計り知れず、少しでも前に進もうと必死に努力はされておりますが、あまりにもその悲しみは深く、また原発事故により福島は若い労働力を数多く失い、復興は遅々として進めないという状況です。

 

復興への足止めの要因はいくつもありますが、その要因の一つは私たち同じ日本人の風評によるものが大きいです。

 

この活動を通して、どうか、現実をその目で耳で、何よりハートで掴んでください

 

今回の復興支援活動は3カ所あります。

 

1.オーガニックコットンプロジェクト(いわきの復興のシンボル企画)での除草作業・・・2グループ

 

2.新たな出発のお手伝い(時間的優先順位1番の作業)新天地への引っ越し作業・・・1グループ

 

3.「賽の河原」復元作業(復興支援は生のみのものであらず)土砂掻き出し石造清掃作業・・・3・4・5グループ

 

どの作業についても、かなりの酷暑での作業となります。

 

熱射病、熱中症対策に、こまめな休息、水分補給を必ず摂ってください。

 

1リットルの水分はあっても、多くはないと考えます。

 

 

以下、補足~2グループの方は良かったら読んでください。

 

~今回の復興支援活動~

先週も質問が多かったので、少しご案内いたします。

復興支援活動もご存じの通り、1年4か月を経過し、私たち復興支援活動希望者へのニーズ(要望)も多種多様化しております。

津波の甚大な被害が強く印象に残り、津波被害以外抱えている地域の窮地がお座成りに扱われています。

福島は原発の影響で、労働人口を他2県(岩手・宮城)より奪われており、特に失われた労働人口の85%近くが30~40歳代の働き盛り、後継者世代となっています。

大まかなライフラインの復旧、インフラ整備が進み、一見被害に遭った場所ということを忘れてしまいそうに感じることもある場所かもしれません。

地域を支える、そもそもの働き手を失い、さらに原発の影響で、私たちのような復興支援活動希望者がなかなか集まらない(放射線量への間違った認識)、もちろん地域産業を支える観光にも大きな影響が与えられているというのが、いわきという地域の現状であり、真実です。

「いわき・オーガニック・コットン・プロジェクト」は、食物農地の再利用(放射線量の随時検査実施)、働き手不足の農業へのテコ入れ、特産物、観光名所と成りえる綿花栽培などいくつかの理由から計画されました。その中で我が絆ジャパンにもお声かけ頂いた最大の理由は、「前へ進む」力の呼び起こしだと私は捉えております。

故郷再生、日本再生を願い、縁もゆかりもない土地から来た人たちが、自分たちの土地で無心で汗する姿を見たとき、もしかしたら、「前へ進まなきゃ」って感じるかもしれない?「ひとりじゃないんだ」と思えるかもしれない?「頑張れ!」ではなく「一緒に歩きましょ」という気持ち!こんなことを想う人がいるかもしれない!と私は考えています。

絆ジャパンは寄り添い、支える、「させていただきます」という姿勢、「一緒に」という気持ちを持った方々とともに復興支援活動をしていきたいと考えます。

少しでもご理解いただけたら幸いに存じます。

 

農地提供者上遠野さん!ボラセンスタッフのみなさん!田子さんご家族が私たちがコットンのお世話のできないときは、毎日お世話してくだっています。

上遠野さんが丹精込めて昨年収穫したお米「コシヒカリ」も、風評被害で全く売れないそうです><。。

 それでも諦めず、農地は休ますと痩せますし、起こすまで時間かかるため、一生懸命、土を守っていらっしゃいます。

  どうか、皆様の愛情あふれる活動で、現地に勇気と希望、笑顔と元気を運んでください!

 よろしくお願いいたします。

 


下記のURLが今回のグループ編成表&バス座席表となります。

 


お名前の横、カッコ内が今回のグループになります。

 

ご希望に沿えない作業もあったかもしれませんが、何が大事で何が次ということはありませんのでご理解ください。

 

集合時間・集合場所
 
武蔵浦和 https://docs.google.com/document/d/1f_ZuswFZPSzqG-RDDVehmrTPmmdzCIDvbYHyUzJB3EY/edit#
 
南浦和 https://docs.google.com/document/d/11y1QNTzt8sgE2jzQ4F0TqW_BrsSE7rYFHj1P1pjB1qc/edit#


リーダーの方へ
https://docs.google.com/document/d/1tL753saSoDJbDyWLiRhtdayMUz7eluEPpMhH2y8L7IU/edit
 
この時期の紫外線がもっとも強いといわれています。

どの作業箇所も日影をあまり期待できません!

十分な水分の確保、日焼け・日よけ対策をしてご参加ください!

500mlのペットボトルで2本ご用意ください!1本は少し空けて凍らせておくと良いかも知れません!

※どなたか、救護用に日よけテント(少し大きめ)お持ちの方がいらっしゃいましたら、ご提供いただけないでしょうか?

繰り返しますが、特に紫外線対策、曇りでも熱中症にはなります。万全の備えでご参加ください!


虫除け・虫さされ対策に、ご自身に合ったものがあれば、ご持参ください。
 
今回は室内履きは必要ありませんので、お持ちいただかなくても結構です。
 
必ず、お持ちいただきたいもの・・・ 最高の笑顔と元気


絆ジャパン 代表 坂下