1月24日(土)、絆ジャパンボランティアチームでは前週に続き、会津若松市にある大熊町、双葉町の仮設住宅に雪掻きのお手伝いに行ってきました。

今回サブリーダーを務めた中学生、高校生から、彼らのお祖父さん世代の方まで、老若男女28名が集まり、現地で2箇所の仮設住宅へ分かれて活動しました。

 

今回の活動報告は、参加者の中から3名の方のFacebookに投稿された文面を、活動写真とともにご紹介させていただきたいと思います。

 

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♪えんや~~、会津磐梯山は宝~の山よ~♪

最初、東北道を北上する際、全く雪が見られず、「本当に雪あるんかいな?」と思いましたが、磐梯山SAに着いた途端、ドッカドカの雪!
  
でっかいツララも下がっていました。
 
快晴の空のもと、雪国の寒さで凍えないように昔に買ったスキーウエアの下にさらに厚着で臨みましたが、なんと作業中は暑くて汗まみれでした()
  
  
  
   
 
約三時間の作業で予定範囲すべて除雪出来ました(^^)/
  
皆さん本当に体力ありますね。

オイラはマラソンのため筋トレしたり走ったりしているのに、もうへろへろ。

無心になって一生懸命しかも笑顔を忘れず雪かきする姿に感動し元気をもらいました(^^)
仮設住人の方々も一緒に作業してくださり、最後に何度も何度も「ありがとう!ありがとう!」って言ってくださいました。

お役に立ててこちらも嬉しいです(^^)/

早く自宅に戻れることを願っています。
* けんにぃ *

 

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絆ジャパンで、除雪ボランティアに参加させていただきました。

自分にできる事は何なのか?その一つの答えがここにありました。

自分一人ではほんの小さな力だけど、すばらしい仲間との出会いと協力で大きな力になるのだと実感しました。
東日本大震災から4年が経とうとしている今、まだ故郷に帰れず、仮設住宅での生活を送らなければいけない方、つらく悲しい経験から心に深い傷を負ってしまった方が少しでも笑顔になれる事を願っています。
* H.Sさん(今回初参加) *
 

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震災から4度目の冬を迎えますが、福島・宮城・岩手において、約9万人の方々が未だに仮設住宅暮らしを余儀なくされています。

災害公営住宅の建設が計画比で10%程度しか進んでいない事、集団移転用の高台設置に至っては計画比3%しか進んでいない事等々、受け入れのインフラが整備されない事も影響し、行き場を失っている方がいらっしゃるのだろうと思います。

初めて仮設住宅内を見せて頂きましたが、4畳半二つにキッチンの30㎡程度の広さ。

収納が少ない為、実際に生活すると手狭に感じる筈。

お子さんやペットがいるご家族にとっては特に厳しい環境と推測されます。

東京から僅か200km程度の場所で、我々には想像もできない過酷な生活を強いられている方々がいらっしゃる事を忘れてはいけない、と思い返しながらスコップを振るった一日でした。

* まさと * 
 


世代も立場も経験も、きっかけも表現のしかたも、参加者それぞれです。

初めて顔を合わせる人も、その日、その場所では心一つに現地で暮らす方々を想い、無心に汗を流すことができる…。

そんなボランティア活動の輪が広がり、これからもずっと現地の方々と共に、皆があたたかい気持ちでいられたらいいな、と改めて感じた一日でした。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
* ゆきこ *