グループの報告をさせていただきます。

中でも触れていますが、コロナウイルス感染症の終息宣言が出ない以上、やはり県外ボランティアについては専門分野を除いて容認は出来ません。特に関東の方が今他県へ動くことは本末転倒と判断します。

そこでPCR検査で陰性である方のみのチームづくりを模索しています、

他、ボランティア後進国と言われる日本ですから、学生を中心にある程度地元の若い力の導入を本格的に進める必要性を訴えます。


「九州南部豪雨水害に関する支援ニュース 第5報」

 残念ながら予想通り昨日は梅雨前線による豪雨災害はほぼ九州全域に広がってしまった。2017年に被害を受けた大分県日田、2018年に被害を受けた佐賀県武雄、そして福岡県大牟田などに甚大な被害がでている。まだ前回の傷も癒えていないにもかかわらず容赦ない。
 それでも被災地は過去の被害の体験から学んだことを、各々が発信している。「少しでも役に立てれば・・・」という思いを込めて・・・・。

  
しかし、こうして被災地同士が支えあいの連鎖を広げていくことは勇気と希望を提供してくれる。これはせめてもの救いかも知れない。
 そして今朝から岐阜県、長野県の一部にも大雨特別警報が出された。岐阜県の飛騨川の氾濫では孤立集落もあるようだ。予報では、今晩からまた九州に豪雨をもたらすとのこと。もうこれ以上被害を拡大しないで!と叫びたくなる。

 さて、コロナ下でなければ全国から救援ボランティアが被災地に集結するのだが、被災地の受け入れ期間が「県内に限る」「地元に限る」と発信しているために、自粛ムードが広がる。コロナ禍が終息宣言を出せない以上やむを得ないのかも知れない。もどかしい限りである。
でもこんな時こそ多彩なアイデアが生まれると期待したい。25年前の阪神・淡路大震災では、それまでボランティアなどしたことがないという若者を中心に、2か月で100万人のボランティアが集まった。7割が初心者ボランティアだった。その彼女・彼らが、実にいろいろなアイデアをだしたのだ。引き続きご支援と共に、アイデアもよろしくお願いします。