先日亡くなられた着付講師 吉澤暁子先生のお別れの会が京都で行われました。
第一部のセレモニーだけ参加しました。
お別れの会って何をするか内容が全く分からないまま参加。
最初は献花だけと思いきや、しっかり40分間のセレモニーがありました。
(配布されたカードにQRコードが印刷されていて、それを読み取るとお別れの会の式次第とアルバムが案内されました。現代的!)
主催者挨拶、友人代表の3名からのお別れの言葉、遺族挨拶、思い出の品紹介など
吉澤先生の色んなお顔がみれるとても素晴らしい会でした。
最後に献花をして退室します。
以上が第一部で自由参加。
2部は招待した方のみ参加で、立食形式の会が行われたそうです。
短い期間でこのような会を企画実行してくださった主催者の方にお礼申し上げます。
200名近くの参加者の顔触れも豪華で、先生の交友歓迎の広さを感じました。
こんな時とはいえ、遠方からの方ともお会いできて良かったです。
お別れの会の平服とは
さて今回のお別れの会へ何を着て行くか、みんな何を着ているのか、
一番気になって悩んだところです。
私は諸事情あって洋服での参加となったのですが(黒いブラウス&ロングスカート)
皆さんがどんな服装でこられたか覚書として、記しておきたいと思います。
案内には「会場はホテル、平服で」とありました。
まず着物か洋服か?
そして着物の場合は?
洋服の場合は?
平服って捉え方が様々なので一番難しいですね。
季節は9月初旬、気温37度 晴れ。
暑いです、夏です。
まず私が着物で思いついたのは
- 一つ紋付の色無地(地味な色)+名古屋帯(黒かグレー)
これが一番無難かと思います。
9月なので単衣、絽でもいいと思います。
小物は黒なのか、グレーなど地味な色なのかここが悩みます。
洋服の場合はいろいろ葬儀系のサイトを見たところ、
ホテルが会場の場合は他会場で結婚式も行われているので喪服はNGとのことでした。
ベストなのは
- 地味なよそ行き服
女性は黒や紺、グレーのワンピースやスーツが良さそうでした。
バッグや靴などの小物は喪服に合わせるものでOK。
男性はダークスーツがあれば良いですね。
参列者の装い
本当に様々でした。
オーソドックスに色無地の方、江戸小紋、黒紋付、先生との思い出の着物、
地味な色の麻の着物、地味目の小紋、カジュアルな着物などなど
とても勉強になりました。
洋服の方もワンピースやセットアップなど様々でした。
喪服の方もいました。
女性
主催者:一つ紋入り色無地(単衣)+喪帯+小物全て黒
お教室関係者:色無地(単衣)+地味目の帯(黒グレー白)+小物モノトーン
その他参列者:
江戸小紋(絽)+博多織名古屋帯+地味目の小物
黒紋付(単衣)+塩瀬名古屋帯(絽)
一つ紋入り色無地(単衣)+塩瀬名古屋帯+小物グレー
グレー系の小紋(夏物)+白っぽい名古屋帯+小物グレー系
女性の着物は本当に様々で、明るめの色無地の方もおられましたし本当に自由でした。
あまり堅苦しく考えなくても良かったかな、という感じでした。
男性
お召し+羽織(紗)
男性は地味目な着物に羽織を羽織っている方がほとんどでした。
特に男性で着物を着ておられるのは呉服業界の方がほとんどでした。
ある程度普段からきちんとしたものをお持ちで、そんなに悩まずに選ばれたのではと思います。
亡くなられた方との関係もあるし、何がいいというのもそれぞれの感覚です。
先生ならこのコーデ喜ぶかな、とかそういう選び方もありますね。
それぞれの思いが詰まった装いを拝見することができました。
とりあえず地味な色無地(袷、単衣、絽)を持っておこうと思いました。
単衣と絽は洗えるもののほうが便利かもしれないです。
もしくはガード加工をするか。
ワードローブを見直す良い機会になりました。
●最後にお香典について
お別れの会のお香典もよく分からなかったのですが、「香典不要」とは書いてなかったのでお香典は念のため持って行きました。
大体みなさんお持ちでした。
表書きは「御香奠」となるようです。
覚書としてメモしておきます。
9月13日(水)〜18日(月祝)東西名匠老舗の会(大阪高島屋)※販売のお手伝い ご来店歓迎! →詳細
9月23日(土)大大阪キモノめーかんえぽっくお買い物ツアー(大阪) 調整中
9月24日(日)長襦袢のプロに学ぶ 品質と楽しみ方講座&販売会(京都)募集中 →詳細
10月28日(土)リユース着物目利き講座〈着物編〉(名古屋)募集中 →詳細
11月11−12日(土日)西陣ツアー(京都) 調整中
12月2日(土)リユース着物目利き講座〈レベルアップ紬編〉(京都)先行予約受付中 →詳細
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