ほのぼのウィークエンド | 野良翻訳家・HanaBananaの Enjoy Life!
湿度85%とか、冗談だろ?な空梅雨ですが、ほう。ようやく通常運転に落ち着いてきた日々でございます。今朝、通院しましたが、順調に回復。とはいえ、アサイチで鼻の中に管を突っ込まれてアレコレやられるのは、脳みそ吸い取られた気分、消耗しますぜ。


早めにチェックインしたので、診察もさっさと終わり、少し渋谷でゆっくりしたら、宇宙人にさらわれて気付いた時にはZARAのショッピングバッグを持っていましたが、まぁたまには宇宙人にさらわれるのも
いいだろう。うむ。


みていたドラマが終わっちまって、ちょいと寂しい。。。


縮めて「結婚できしな」は息子や友人とLINEで盛り上がりながら見て、面白かったわ~。


思った通り、「2」を期待させる終わり方。


観てない方に少し説明すると、


美容クリニック経営する美人医師のミヤビさんが40を前にして、そろそろ結婚。。。と思うけれど、少し前までは結構モテてたのに、気付いたらアレ?誰もいない?そこへキラ星のごとく現れたのが、高校時代の初恋の人桜井君、海外赴任から帰ってきた商社マン、しかも独身、「運命の人かも!」と高校時代の気持ちも相俟って高まって距離を縮めようとするも拒否られてしまうミヤビさん。

そういうミヤビさんが行き着けにしている、とある創作料理レストラン。そこのシェフ兼オーナーの十倉がミヤビさんの話を小耳に挟み、「男を落とす極意」を教えてくれることに。


難攻不落なアラフォー独身男、桜井君を「エヴェレスト」と呼び、ものすごい横柄な態度とキツイ言葉で痛い所を突く十倉。
「教えてやろう」と上から目線のアドバイスに反抗しながらもその通りにして、本命の桜井君にはなかなか及ばないものの、
一回り以上年下の可愛い男子(これがもうねぇ、ほんと可愛い)と付き合ったり、動きが出てくるミヤビのプライベートライフ。


ドラマが終わりに近づく頃、本命の櫻井君と付き合うことに!実は桜井君も高校時代、ミヤビさんが好きだったけれど、ついぞチャンスを失って、離れ離れになった思い出が。しかも、せっかく付き合うことになったのに、あまり「結婚」に対して現実的ではない桜井君に「とりあえず結婚前提ではなく、付き合おう」と言われ、アドバイザーシェフ十倉も「。。。さすがエヴェレスト。一筋縄ではいかないな」とさらに、叱咤激励、様々な策をミヤビさんに与え、ミヤビの行動や言動、そして色々な偶然が重なり、やっとプロポーズされるミヤビさん。


大喜びでそれをアドバイザーシェフ十倉に知らせにいくミヤビさん。抱き合って喜んで、十倉が最後に「オマエはもう卒業だ!」と。


ふと十倉の部屋を見ると、引っ越しの荷物が。「どこかいっちゃうの?」「あぁ、結婚するんだから、もう会うこともないだろう?」「ほんとにいっちゃうんだ。。。」としばし見つめ合う二人。。。


十倉が慌てたように「オマエ、もう帰れ」と追い出すようにエレベーターにミヤビさんを押し込め、「達者でな!うぬぼれ女ドクター!」と言うも、涙をためたミヤビさんを見ることが出来ない十倉、エレベーターのドアが閉まる瞬間、ミヤビさんを見つめる十倉。


「私、頑張った!すごい頑張って幸せを手に入れたわ!結婚!結婚!しかも高校時代、あんなに好きだった桜井君と!」と浮かれたものの、十倉のことが気になっているミヤビさん。その様子を感づく桜井君。


周りの既婚者から、「結婚することがピークじゃないのよ~」とか「結婚って頑張ってするもんじゃないわよ。自然とそうなるものよ~」とか言われたことが、耳に残り戸惑うミヤビさん。


そんな戸惑いを抱えつつ、桜井君や同級生と懐かしい高校の校舎をみにいって、体育館で、桜井君に「もしも思い出がなかったら、普通に知り合っていたら、俺達付き合っただろうか?」と問われてしまう。
黙ってしまうミヤビさん。「俺は高校の時、ミヤビに告白できなくて後悔した。いってこいよ、あの人の所に。俺みたいに後悔しないように」と、背中を押されてしまうミヤビさん。


いつもいがみ合って、憎まれ口を言い合っていたシェフ十倉が弟子に譲ろうとしている店に飛び込み、

「どうしたらいい?」とミヤビさん。


「まだ何かあるのか?」と十倉。


「私、結婚しない!出来ないんじゃなくてしないの!結婚しなくちゃって、ずっと思ってた。大事な恋だから実らせなきゃって
ずっと思ってた。でも、結婚なんてしてもしなくてもいい!ただ一緒にいたい!そう気づいたの!!私が私らしくいられるのは、あなたといる時だけ!これってどうしたらいいの??」


おぉーーーー。ここで、「できしな」来たか。


結婚できないんじゃなくて、しないんです!来たねぇ。


「教えてやろう!俺は今まで一度としておまえのことを女と見たことがない!」


「うそ??」


「うそじゃない!」


「うそ!私にはわかる!」


「おまえになんか何がわかる?」


「わかるわよ!傲慢で性格悪くて」


「おまえこそ、自惚れて勘違いで」

<いつもの悪口の言い合い>


「もうどうなるかって心配してたら案の定。。。」


「ほら!!やっぱり私のこと心配してたんだ!ほらねー、やっぱり、私のことを~」


「ちっ!おまえそんなんだから結婚できないんだよ!」


「できないんじゃなくて、しないのぉー!!」



という、まぁ、お決まりの終わりのパターンっちゃぁパターンですがなかなか面白いドラマで、しかも続きそう。


そーそー。結婚しなきゃ、とか、いい結婚したから成功者とかねぇ、誰が決めたのよ。いやらしいよ、そーゆう考え方。まず一緒にいたいって思えること、その手段が結婚であっても同棲であってもいい、お休みに会おうかって関係でも、それぞれの良い形であればいいじゃないですか。気持ちが離れた時点で、終わり。よく浮気されても本妻はデーンと構えてとか言ってる奥さん、夫に不満抱いて不倫に走る奥さん、その反対もいるけれど、そこでもう関係が破綻してるんだから、終わりにする選択肢もあるんですよ?結婚をそんなに敷居が高いものにしたの誰だよ。お互い、この人が好きって気持ちがあることが大切だし、自分らしくいられることがお互いに大切。そこに自分の主軸置いたら、不倫とかあり得ないですよね。潔く清く生きましょうよ。


若い息子にとって、こーゆう妙齢の女性のドラマはどうよ?と感想を問うたところ、曰く、男版のアドバイスバージョンも観たいと。それに、こういう終わり方って、「2」があろうとあるまいと、登場人物がどこか居て、まだこのドラマが続いていそうな感じがして、すごいいいよね!と。

うん、確かに。


そんな息子が昨日、「これ美味しいー!!!」と絶賛してくれたスープ。
友人の旦那さんが考えたレシピ。これ、簡単だけど、腰抜かすほど美味しいのでやってみてくださいよ。


塩麹に一晩つけた鶏胸肉を削ぎ切りにし、
トマト、ナス、緑のお野菜(オクラにしました)、キノコ類(マシュルームにしました)をざく切りにしたものを、和風出汁、酒で煮て、イタリアンハーブ、塩、ミリン、胡椒で味をととのえます。で、これがミソ。最後にマスカルポーネチーズを入れていただきます。豆乳スープっぽいのかなって思うでしょ?いや、もっとトリッキー、豊かな味がします。

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お出汁は茅乃舎のスタンダード、今やもう美味しい出汁といったら、の茅乃舎ですよネ。マスカルポーネチーズは、ザネッティとかのお安いのにしました。出汁が決め手なのかなぁ。塩麹がなければ、お塩でオッケー。スープが残ったら、チーズかけてドリアにしたらさらにさらにウマイらしいです(やりたかったけど、余らず)!


で、付け合せに塩麹鶏肉が余っていたので、パプリカやナスやアスパラとカレー粉炒めをしようと、横着してアスパラをまとめてあるシールを包丁で切ろうとしたら
勢い余って、人差し指をサックリ。ぎゃーーーー!!
で、指先って結構大量に血が出るので、最初、水道で流していたんですが、止め処もなく流血するので、息子に助けを求めました。息子、流血に震えながら止血処置してくれまして。その後、血は止まりつつあったので、カレー粉炒めは作りましたが、
「洗い物をしてしんぜよう」と息子が言ってくれました。


で、指を抱えて青ざめてるお母さんを気遣ってか、最近、面白いと思った話など、色々してくれるんですね。
たとえば、アメリカの画家のノーマン・ロックウェルは、いわゆる皆の中のアメリカのイメージ的な絵はよく知られているけれど、人種差別の現場の絵も実は描いていて、風刺ではないけれど、そういう一面もあったんだって、とか、オカンでもわかりそうな、こぼれ話を。

私が洗い物をしながら、息子の話を聞くシチュエーションは、よくありがちなのですが、息子が洗い物をしながら、最近あった話を聞いている、そんな時間、何だかいいもんだなぁと心がじんわり温かくなりました。

その後、息子が借りてきた、「キングスマン」というコリン・ファース主演の
イギリススパイ映画をみて、二人で興奮。
だんだん英語もわかるようになってきたし、「我が子だから」から「気の合うヤツ」に成長してきました。


そんなほのぼのした週末でした。
さ、今週末は出張だ!Go west!