息子くん、今日も熱と咳があるため保育園をお休みしました。
それまで一日中べったりだった私と離れ、保育園での新しい生活はきっと緊張するし(園ではおとなしいらしい)、朝のお見送りのときも泣きまくるし、不安やストレスそりゃあるよね。
そんな心の状態が続き、きっと免疫力が低下したのでしょう。
体調を崩すんじゃないか、とほんの少し予測はしてました。
しかし、子どもって、元気よね~
38度あっても、いつものように遊んでます
さて、今日の本題。
アロマセラピーは、どなたでも手軽にできるのですが、精油の使い方には注意すべきことがあります。
乳幼児、妊娠中や授乳中の方、高血圧、てんかんの方に対して、使用を避ける精油があるので、その確認が必要です。
なぜ避けるのかというと、精油のなかには皮膚刺激が強いもの、血圧を上昇させるもの、神経毒性のあるものがあり、そういった特定の条件を持っている人に対して悪影響を与えるからです。
妊娠中に使わないほうがよい精油というのは、通経作用(生理を促す作用)や子宮強壮作用、ホルモン様作用のある精油です。
で、アロマ×子どもの話。
小さな赤ちゃんや子どもは、
・皮膚が敏感である
・からだが小さく各器官が未熟なので精油をうまく代謝することができない
(からだに入った精油は汗、尿、息などになって体外へ排出されます)
ので、基本的に精油は使いません。
しかし、毒性の低い精油をごく低濃度で使うことはあります。
ではいつから使ってもよいのか?
これにはいろいろ説があって、迷うところなんですよね~
◆日本アロマ環境協会
→3歳までは芳香浴のみ(香りをかぐだけ)
◆アロマセラピー関連書籍(日本語)
→1歳から使える
◆補完療法としてアロマを取り入れている日本人医師
→生後7ヶ月から使える
◆あるアロマブランドのベビー用マッサージオイル(精油を含有)
→生後4ヶ月から使用可と記載
◆海外書籍(イギリス)
→生後3ヶ月から使える
と、専門家によってかなり違うわけです。
アロマセラピー界では、生後○ヶ月から精油を使ってもよいですよーという決まりはないということです。
また、乳幼児に危険なレベルはこれくらいの量という臨床データがない、とも考えられます。
自然療法は、その効果が科学的に証明されているから使うのではなく、例えば「やけどにはアロエを塗ると早く治るらしいよ」と、
伝承されてきたものである
というのも一つの特徴です。
アロマセラピー、その他の植物療法の歴史にみても同様です。
「どうやら香りを身にまとうと、病気にかからないらしい」
という言い伝えが、芳香療法が注目され、受け継がれてきた理由でもあるのですよね。
どの成分がどんな作用をするのか?
どれくらいの使用で毒性を示すのか?
は、研究されてはいますが、全てが解明されているわけではありません。
で、え~っと何の話だったっけ・・?
乳幼児の精油の使用について、私の見解としましては、
「アロマの基本的知識がある上で、お母さんが赤ちゃんの様子をよく見て注意しながら使う」
のがよいと思います。(と逃げてみる・・)
でも正直言って、生後○ヶ月から、とはっきりとした月齢は言えないのよね。
皮膚が弱いとか、他に疾患があるなど、それぞれの赤ちゃんの体質も関係しますので。
実際に我が家の場合ではどうかというと、上に書いたベビーマッサージオイルを使っていたので、息子の身体に精油を使ったのは生後4ヶ月からということになるかな。
それ以前は芳香蒸留水を使ってました。
精油を使うのが心配な方には、この芳香蒸留水をおすすめしています。
精油をつくるときに一緒にできてくる、精油成分をわずかながらに含んだお水です。
・カモミールウォーター
・ローズウォーター
・ラベンダーウォーター
は赤ちゃんには大活躍!
まだこれについては別記事書かなくては~
自然療法は、一生涯を通じて暮らしの中で役立つもの。
アロマだって、ベビーの時代から使えるのよ。
名付けて、「アロマベビー」。
・・どうでもよいですが(笑)、子育ての中にアロマがあると、ママもベビーも心地よいこと間違いなしです。
基本ルールさえ守って安全に使うことができればOKよ