9月になりましたねもみじイチョウの葉栗

まだまだ暑いですが
自然界はすっかり秋めいています赤とんぼ

先日、職場にこおろぎさんが迷い込んで
うろうろとしていたのでこおろぎ
他のスタッフに見つからないように
(そんな暇あったら仕事して!って怒られるので)
こっそりと外へ逃してあげましたこおろぎ

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私は自分に
【人の機嫌を取る癖】があったことに
気づきませんでしたびっくり

それがどれだけ自分を苦しめていたか、
生きづらさにつながっていたかも
知りませんでした。

子どもの頃から
癇癪もちの母が怒り怒りを爆発させないようにと
必死に母の顔色をうかがっていたんです。

母が怒りプンプン!!を爆発させるのは
「私が悪い子だから」
「私の気がきかないから」
「私は役立たずだから」 だと
ずっと思っていたからです。

私が何をしていても
母の思い通りに動いていなければ
(母がやってほしいと思っていたことをしていなければ)

「そんなことしてないで、もっとやることあるでしょ怒り
「何もしないでボケっとしてるんじゃないぷんぷん
「テレビ見てる暇があったら掃除しろ怒り

そう言っては、
拳を振り上げて追っかけてくる走る走る走る逃げる逃げる

時には、何も言わずに
蹴られることもあり、恐怖でした。

今、振り返ると悪霊や幽霊などよりも
ずっと恐ろしい恐怖映画のような毎日です。
背筋がぞっとします。

よく、あんな環境の中で生き延びてきたな・・・
しみじみ感じています。

そして
「辛く苦しい中をよくがんばったね」
自分で自分を褒めてあげようと思いました。

小学生なので、帰宅して宿題してるときも
「勉強なんか、どうでもいいからうちのことをしなさい怒 
洗濯物をたたまされて
風呂掃除、トイレ掃除をして
それが終われば、お店に皿洗いに借り出される毎日。

でも、これに従わないと生きていけないので
疑問すら感じませんでした。

当たり前だったんです
勉強よりも、お店の手伝い、家事が優先。

私のことなんて、一番あとまわし。
私に自由なんてなかったんです。

私は一体なんのために生きているのだろう・・・
頭の中にいつもありました。

学校でも、私は友達の機嫌を取っていました。
自分の意見が友達と違っても
相手に合わせてきました。

当時は、嫌われることが怖いというよりは
相手の機嫌を損ねることが恐怖でした。

【相手の怒りを爆発させる起爆剤になるのでは?】ということが
一番の恐怖でした。

自分の感情は、自分でコントロールする。

そんなことができるなんて知りませんでしたし、
両親からは
「お前のせいだ」
ことあるごとに
責任をなすりつけられるようなことを
言われていましたから。

私と会話を交わした相手が
しばらく経ってから
不機嫌になっていると
「私が何か言ったから?」
「私の態度が悪かったから?」
気になって仕方がありませんでした。

いつもビクビクおどおどしていました。

ひどいときは、そのことが気になり
夜も眠れずに
翌日、相手に謝ることも多々ありました。

相手は
「え?何が?」と
驚いていましたが
それでも私は
本当は内心で
『私のせいだと思ってるくせに』
『私が悪いって責めてるくせに』
ありもしないことを勝手に想像して
疲れきっていました。

次第に相手に心を開くことが苦痛になりました。

相手の機嫌をとることにエネルギーを注いでいるために
他のことに気が向きません。
余裕がないんです。

そして人と関わることを避けるようになりました。

本音で語ると、相手が不快になるんじゃないか。
私のことを『変なやつ』だと感じるのではないか。
誰も私のことなんて理解できない。

いろいろな思いで心がパンパンで
安らぐ場所も、安らぐということ自体もわかりませんでした。

ゆっくり何かを考えられる時間も場所もなくて
自由に振る舞うことも、話すことも許されなくて
窮屈で、苦しくて・・・生きた心地がしなかったです。

【生きるって何?】
いつも疑問に思っていました。

【辛いだけが生きること?】
私の人生はまさにそうでした。

今の私は、他人の機嫌を取ることを手放したので
職場で他人の機嫌をとってる(これが悪いとは否定しません)スタッフさんを見ると、
私はずっとああしていたんだな・・・と客観視できます。

辛くないかな・・・とか思ってしまいますが
私が口だすことではないので
見守っています。

世の中は不思議なもので
【機嫌を取られる人】【機嫌を取る人】
うまい具合にかみあっています。

機嫌を取るのが当たり前の人は
相手をきちんと選んで機嫌をとるんですね。
上手に機嫌をとり、自分の要求が通るようにしています。
自分が居心地よくいられる空間を作っています。

そして、機嫌をとってもらってる人
それを当たり前に感じているので
機嫌を取らない相手に違和感を感じる。

もしかしたら機嫌を取られていることにも
気づいていないかもしれませんね。

自分と他人の距離を適正に保ち
お互いに無理のない関係を
築いていけることが一番ですね。

相手の機嫌を取るのではなくて
自分の機嫌をとりましょうね。

機嫌が悪くなっても
相手に怒りをぶつけるのではなくて感情を感じきる。

何を感じたとしても
自分自身がそれを否定してはいけません。

嫌なことにばかり目を向けないように
うれしい、楽しいと心が明るくなることをしましょう。

利害だけで築く関係には
やがて歪がでてきます。

利害がなくなれば成立しないのですからね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

みなさまに自由と幸福が訪れることを祈っております星に願いを