4.5年前から、ヴィパサナー瞑想か
内観をしてみたい。と思っていました。
そういう衝動に理由はありません。
内観は、とてもシンプルでありながら
とても奥深いものでした。

奥底にある、あっこれだったかー
という物に触れたとき、自然と涙が
溢れだしてきます。

何度泣いたことか。

普段生活の中で内観することは
難しいことでしょう。

【集中内観は・・・】
一週間行います。
トイレ、入浴、就寝以外は、ずっと
屏風に見立てた、仕切りで囲われた
畳半畳ほどのスペースから出ません。
食事も屏風の内側で戴きます。
もちろん、テレビ、ラジオ、読書なども
禁止。外出も、できません。
携帯電話も預けました。

朝の6時から夜の9時まで
ずっと、内観します。
(合わせて70時間ぐらい)

そうすると、自然と今まで忘れていた
光景を思い出すことができました。

身近な周囲の方と自分の関わりを
調べます。
キーパーソンは、もちろん母親。
母親から、生まれなかった人は
誰一人としていませんから。

母親に対しての自分を調べます。
・していただいたこと。
・してお返ししたこと。
・ご迷惑をかけたこと。

それを幼少期から現在まで
幼少期→小学校低学年→小学校高学年・・・という具合に。

母親、父親、兄弟etc・・・

そして、一時間から一時間半ごとに
面接があり、調べたことを
3分から5分で報告。

・・・・・

私は、自分を知らなすぎました。
あまりにも、してもらっているのが
当たり前過ぎて、してお返ししたことが
ほとんど無かったことに、愕然としました。

集中内観をして
本当に良かったです。

不思議なことに、集中内観から
帰ってきてから、笑うことが増えています。純粋さ、素直さを取り戻したような
感覚です。

内観に興味がある方は
やってみるといいと思いますよ。

百聞は一見にしかず✨

私もいつか、内観の面接者側に
なりたいです。