申し訳なかったです
3月のお彼岸に義父が脳梗塞で
緊急入院
桜が咲くまでは…と言われており
ちょうど息子の春休みで、
仕事もセーブしていたという
何ともすごいタイミングでして
ずっと親子で、家族で
義父と寄り添って過ごして来ました
幾度の急変があり
慌てて病院に駆けつけたり
2.3時間が山ですと言われたり
もう本当にいろんな危機が
あったんです。
でも義父
何度も乗り越えてくれました。
義父の力強さを目の当たりにしています。
現在は点滴も外れ
（点滴ができるところがなくなりました）
緩和という選択です。
同じ病院内の
ガンでお世話になっている外科の先生から
（今は内科）
桜を見せてあげたいので外出しましょうと。
入院した時は桜はもちろん咲いてなかった
いつの間にか満開を迎えた桜
私も義父が幼い頃遊んでいたという
公園が病院の隣というこの偶然
内科の看護師からは
外科の先生がそんなこと言うなんて
と、かなり驚かれていました。
ドクターの許す時間は
10時から11時
連日雨予報だったのに
その日は何と晴れるとのこと。
しかし朝から雨がまだ上がらず
午後なら晴れる
病院に到着するも未だ止まず
私は談話室から公園を眺めるだけで
充分ですからと。
談話室から公園を眺めていると
入院以来病室から出たことなかった義父
涙がこぼれます。
傘をさす人が減って来て
ドクターは思い切って外行ってみませんか
何と言うことでしょう
外に出てもポツポツ降っていた雨が
空は明るくなり、徐々に晴れ間さえ〜〜
お義父さん〜〜
桜綺麗だねー〜〜
ミラクルの連続で桜が見れました。
今日はドクターから
お花見に行ってから元気が出て来ましたね
少しづつ言葉が増えてますね〜と。
看護師たちが
お花見行ったんだって
どうだった⁉︎
って聞かれて
なんと、
（脳梗塞の影響で言葉を失ってました）
よかった〜
と言ったのです
更にアイスを少しだけ食べたら
美味しい〜
って言ったのです
残された時間は限られておりますが
奇跡は起きてます
それは何度も
お義父さん
かっこよすぎます〜〜