はりねずみのアクセサリー箱。

はりねずみのアクセサリー箱。

makaniまにまにlaniのブログです。
*treasurebox*でした。

主宰 水上が更新中。

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ちちははが遊びに来ています。
仕事が終わってから、大宮へ。

父がテレビで見た、眠らない喫茶店 伯爵邸に連れていってくれました。





大宮ナポリタン。
いかと豚肉のチャンプルー風が大宮ナポリタンだそうです。いかがごろごろ入っていた。




出てくる料理が全部大きくて、思わず「え…?」と声が出てしまいました。



一人じゃ食べきれないパフェ。

スタッフさんは外国の方が多かったです。
喫茶店の雰囲気も相まって不思議な空間でした。


大宮。初めて降りました。
「月曜から夜ふかし」みたい。
春。桜の季節。
桜を集めては、桜のゼリー、桜のすきやき、桜のケーキをつくっていましたが、
とうとう保育園の桜は散ってしまいました。

桜の季節。とても楽しかった。
泣いていた子も、桜を集めれば泣き止んで、
桜の木に触れて見上げる顔はとても美しいと感じました。

自然に触れると、
子どもは自ずと遊びはじめるのかなと感じた瞬間に出会えて嬉しかったです。


桜は散ってしまい、子どもたちはいつもの遊びに戻っていきます。
おにごっこ、かくれんぼ、おおかみごっこ、だんごむし探索、おうちごっこ、レストラン

その中で、ひっそりと、
すなのうえ*つちのうえ美術館をはじめてみました。

石や木の棒で絵を描いたり、描いた絵の上に花や石を置いたり。
自然のものでお絵かき。
お庭全部がキャンバスになる。
なんにだってなれる。


自然に触れるということを
少しでも子どもたちに
生活の中で経験してもらいたいなぁ。




桜の話したのに、写真はまつぼっくり。
平均睡眠が5〜6時間なので、
久しぶりに8時間眠ると、夢も長く感じました。

覚えてはいないけど、
夢からさめると、
「さめないでほしいなぁ」と思ったから、
きっといい夢だったのかなと思います。








「ちかくても とおくても」の時にハンドミキサーを買ったので、白身をふっわふわにして卵焼きをつくった。
雲のように、ふんわり。
初めて作るのでドキドキする。

モンサンミッシェルオムレツというらしい。
なんとく作ってみようと思ったら、なんだか大層な名前のついた卵料理だった。



出来上がりの見た目は、いつもの卵焼きとそんなに変わらない。
お砂糖を入れたからか黒くなりやすかったかな。



食感はとてもふわふわ。
時にしゅわしゅわ。

明日はお弁当に入れていく*
10時にチェックアウトをして、森のおうち美術館へ。
館長さんがギャラリートークをしてくださりました。


現在は宮沢賢治絵本原画展を開催中です。


「水仙月の四日」
「ざしき童子のはなし」
伊勢英子・絵

「貝の火」
ユノセイイチ・絵

「注文の多い料理店」
高野玲子・絵

イメージ画
「風の又三郎」
「銀河鉄道の夜」
「水仙月の四日」
鈴木靖将・絵

原画、タブローが飾られています。
いせさんの「水仙月の四日」青に吸い込まれそうでした。

ゆったりとした口調で作品や画家の表現を話してくださる館長さん。
宮沢賢治についても話してくれました。

絵を見るだけでも楽しいけれども、作品の背景や技法について話をきくと想像力がかきたてられて、より楽しめる。
絵本や文学に関わっていくということは、人の想像力にはたらきかけていくことなのだなと体感できました。

「生涯、絵本や文学を伝える人になってね。」

そう言っていただいた。
未来は見えないけど、未来の私は今の私を懐かしむのかな。

「残念だけど、机上の空論になってしまう人だっているの。自分の活動できる場所を探しているから、あなたはきっと大丈夫。」



未来は見えないし、つまづいてばっかり。




未来の私は今の私を懐かしむのかな。
誰かに言葉を渡せる人になっているかな。

安曇野の朝が好き。
森のおうちから麓のファミマまで行って、カフェラテを買うのが恒例になっている。



朝、気球が飛んでいた。



11月の朝は虹に遭遇。
朝は何かを見つけられる時間かもしれない。



まつぼっくりがたくさん落ちていたので、
朝の創作活動。
まつぼっくりハート




夜は怖い。
朝が待ち遠しい。


この朝を感じたくて、
泊まりで安曇野に行く。



旅に出る理由が「朝を見に行く」って新しいでしょ。

ほんと、これ。
朝を見ることが好き。
閉園近くに大王わさび農園に到着。



わさび好きにはたまらない場所ですね。



時間がなく、駆け足で園内をまわってしまったので、わさびについてとか、栽培についてなど学ぶことなく、ひとまず景色を楽しみました。

水がきれいで、ずっと眺めていられます。
心が穏やかになる。



食事は終わってしまいましたが、なんとかわさびソフトだけは間に合いました。
醤油も少しつけたい。わさび醤油バニラって合うと思うんですよね。甘さと、しょっぱさと、ぴりっと辛い。贅沢。





水仙、桜に桃の花。
色とりどりのお花も楽しめます。
名前のわからない小さな花も可愛らしかったです。






帰り道に、赤みのある月がのぼりはじめていました。この日はブルームーンだったそうです。

30日の月もキレイで、まんまるで、
「今日も空にまるい月だー」と年長さんとの別れに寂しさと未来を感じていました。
たった数日前なのに、長いこと前のように感じるのはなんでだろう。



売店で買ったわさびスモークチーズがおいしすぎて、あっという間になくなりました。
次に行ったら買い占めてしまうかも……
雪が溶けるのを待って、2018年になってから初の安曇野でした。



4ヶ月ぶりにレンタルサイクルのお兄さん達にお会いしました。

「おねーさんは、いつも突然来るね。」

二人とも覚えててくれて嬉しい。
今回は大王わさび農園に行こうかなーとなんとなくプランを伝えると、地図で行き方を教えてくれた。

「なんにもない、田んぼの道をまっすぐね。」

「ちかくても とおくても」で、「なんにもない」は印象に残るワードで、普段の会話で聞くと言葉の意味が私にとって響くなぁと感じた。

ひとまず、森のおうちへ。

学芸員のお姉さんがほんわか迎えてくれた。

チェックインしてすぐに図書室へ。
森のおうちでの夜は読書をして過ごす。
魅力的な絵本や本でいっぱいだ。


館長さんとカフェ ポラーノでお話をして、
私は大王わさび農園へ。



ほんとに、なんにもない道をまっすぐ進んだ。



山を背にして、自転車をこぐ。
山々に見守られている安心感が心地いい。
「ちかくても とおくても」という公演があります。来週です。

ブログはどうしてもあとまわしになってしまう。ちかくとおくのことを書くのは初めてだ。




今回もムッチーズカフェで公演させていただきます。

「たまらんちゃん」という絵本を演劇化させていただきました。



金の星社さんから出版されています。
ムッチーズカフェさんが作者のつぼいじゅりさんと繋げてくださりました。



公演の中では前田由梨さんの読み聞かせもあります。原作と演劇、どちらも楽しんでいただけたら嬉しいです。
たまらんちゃんも一緒に3作品のオムニバスです。
絵本×演劇×音楽!

*ご予約はこちらから*

makaniまにまにlani カフェのなか
「ちかくても とおくても」
構成・演出:水上祐佳
@絵本カフェ ムッチーズカフェ
2018年3月24日(土)、25日(日)

24日 13時/16時半/19時半
25日 13時/16時半

開場は各30分前
上演時間は60分を予定しております。

*ticket*
大人¥2000
小学生¥1000
幼児¥500
乳児 無料
※混雑時は乳児さんのお膝の上観劇をお願いします

*cast*

石澤真理子
河田美紅
原田達也
前田由梨
宮下直樹
水上祐佳

*keyboard*
ユキナ

あの子はいなくなった。
いつの間にか、いなかった。
遠くにいっちゃったんだって。
「ずっと友だちだよ」って、言ってたじゃん。

あの人は、この町からいなくなる。
私は、この町にいる。
ずっと一緒になんか、いられないことくらい、わかってる。

近いから
遠いから
近くても、遠くても

私たちってずっと一緒なのかな。どうかな。
変わっていくのかな。
わかんないや。

MOE絵本屋さん大賞入賞作品「たまらんちゃん」も一緒に3つのオムニバス作品
3月に入りました。
年長の子どもたちと会えるのも残りわずかになってきて、
実感わかないけれども、
寂しさは増していくばかり。

「今日はなんの絵本もってきたの?」

毎朝、きいてきてくれる子もいます。

まだまだ未熟な部分もありますが、
ほんの少し、彼らにさまざまな世界を
見せてあげられたような気がしてます。


想像力をかきたてられたかな。
わくわくできたかな。
驚きはあったかな。
喜びはあったかな。

どうだろうか。


あと何冊、世界を届けられるかな。


無事に絵本専門士の修了課題を提出できました。結果を待つばかりです。