SOX+アバスチン療法2回目の13クール目の18日目。今日は久留米大学でがんワクチンの投与を受けて来ました。5クール目の1回目。先ほど、羽田に帰って来ました。

投与後、少しだけ寒気を感じたのと、大腿部に疲労感があったので、ロキソニンを飲みました。今は大丈夫です。

久留米の先生から、「夜はちゃんと休んでいるか?」と言われました。以前も言われたのですが、眠らなくてもいいから夜10時から朝6時までは、少なくとも暗いところで体を休めないと免疫細胞が働かないそうです。ちゃんと規則正しい生活をしないといけませんね。

また、イリノテカンに変更すると言ったら、半夏瀉心湯をいただきました。以前のイリノテカンのエントリーでも書きましたが、下痢止めのための漢方です。先生によればUGT1A1の遺伝子変異があると、骨髄抑制だけでなく下痢も酷くなるそうです。

2回目の投与のあたりから酷くなるとのこと。んー、直腸がほとんどないので、下痢は我慢することができないんです。困っちゃいますねぇ。やってみないと分かりませんが、どうなることやら。

さらに、新たにビフィズス菌製剤もいただきました。こちらはまたまた、免疫チェックポイント阻害剤にも負けない素晴らしい効果があるそうです。メトホルミン、カイジ顆粒と併用して毎日1gx6包飲めと。これで治ったら言うことなしなんですけどね。
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さて、別件。がんワクチンをやっていると、投与したところにしこりのようなものができます。これがCTなどでは腫瘍と区別がイマイチつかなくて始末が悪いんです。何か腫瘍と判別できる指標はないかと、東京の主治医からも聞かれていました。

久留米の先生に聞いたところ、PETの結果の一つとして数値で示される「SUVmax」が、判断基準になるそうです。ワクチンによるしこりは、SUVmaxが最大でも5.1~5.2くらい。それ以上だと腫瘍の可能性が高いそうです。
 
SUVmaxって、何だかよく分からなかったので、グクってみました。いやー、便利な世の中ですねぇ。

◆SUV、SUVmax
SUV(standardized uptake value)は、PET/CTなどで検査薬剤(FDGなど)の腫瘍や臓器への集積度を表す指標。均一な分布を想定した場合と比べて、腫瘍や臓器の放射能濃度が何倍高いかを表す。一般に癌はSUV値が高い。腫瘍内のSUVは不均一なため、一定の範囲内での最大値(SUVmax)を指標として利用することが多い。

◆FDG
PRT/CT検査の始めに投与する薬剤。グルコース(ブドウ糖)に目印となる「ポジトロン核種(=陽電子放出核種)」を合成したもの。正式名称は18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)。性質はブドウ糖とほぼ同じ。

がんワクチン、次回(5クール目の2回目)の予約は6/17。でも、イリノテカンの投与スケジュール次第で変更するかも知れません。

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