今日は、外来で血液検査、診察、化学療法。SOX+アバスチン療法2回目の14クール目(通算47クール目)がスタートしました。

本来は今週の火曜日だったのですが、発熱で自主的に延期。窓口では「予約の変更はできないので、予約外になる」と言われていたのですが、主治医が予約を入れなおしてくれていたので、とてもスムーズでした。素敵な先生っ。

こちらは化学療法中のおやつ「チョコチップクッキー」。何故、赤い熊?本当にいたら怖いですねー。毒液とか吐きそう。
{B585B049-AB88-47EA-AE43-6A5025486B96}

今日の副作用も、前回と同様で今のところそんなに酷くありません。いま、電車で帰宅中です。

今日の外来の結果は、下記の通りです。

------------------------------------
【血液検査】

白血球数は3800。発熱の影響なのか、僕にしては多いです。総ビリルビンは1.0で問題なし。赤血球少なめ、CRP高めなど、いつもと違うところに△や▽。主治医のコメントはなかったので、大きな問題はないかと。
{5CD2DB12-56A0-43B9-8725-871940A24764}

■総ビリルビンの推移(基準範囲0.3-1.2)
2014/6/3  1.4
6/24  1.0
7/15  1.5
(中略)
2016/1/5  1.4
1/26  1.4
2/16  1.0
3/8  0.9
4/1  1.0

-----------------------------------
【診察】

<イリノテカン>
4/26からイリノテカンに変更です。イリノテカン単剤、とおっしゃっていたのですが、確認したら「イリノテカン+アバスチン」だそう。アバスチンは続投です。

投与方法は、とにかく2週間で繰り返す、とのこと。今は3週間ごとなので、少し通院回数が増えますね。経口の抗がん剤もなくなるので、何だか「休薬」もはっきりしない感じになります。イリノテカンの添付文書などにあるA法やB法に拠らず、投与量をコントロールしながらこうしたスケジュールで投与する事が増えているようです。

UGT1A1の遺伝子変異により、骨髄抑制も下痢も激しくなるとのこと。投与量は当初から50%でスタートします。下痢(または便秘)は初日から2日目、さらに、4日目から7日目くらいに来るとの事です。あー、嫌だ。

少し悩んだのですが、投与前日の4/25から4/28まで入院する事にしました。血液検査などもマメにやってもらえるのでいいかな、と。GWと合わせるとすごい休みになっちゃう(笑)。

なぜFOLFIRIにしないのかを聞いたら、標準治療ではそうなっているが、実際はフルオロウラシル系(5-FU、S-1など)を投与しない医師が多いとのこと。

増悪した、ということは、フルオロウラシルも効いていなかった、という事。わざわざ、フルオロウラシルを足して副作用を増やすくらいなら、イリノテカンだけでいいじゃん、という判断だそう。

僕の場合は特に、一時期S-1だけの時期もあり、それで増悪したのだからなおさら明確。さらにはUGT1A1の遺伝子変異もあるので、余計な副作用は避けたいと。

んー、おっしゃる通りです。

<血圧>
MAX200まで行ったので相談。オルメテックを飲めば下がる、と言ったら「基本は毎日飲まなきゃいけないんですよ」と主治医。あら、そうだっけ(笑)。失礼しました。

<PETの結果>
すでに前回のCTで確認できている内容と変わりはありませんでした。相変わらず、肝臓1カ所、傍大動脈リンパ、左鎖骨リンパ、にしっかりと腫瘍が。骨転移などを含め、新たな転移などはありませんでした。
{74B3D918-8BBD-492B-865E-62D0C6833F50}

{18EC9737-B8C2-4544-8133-A28E0E4265FA}

-----------------------------------
【腫瘍マーカー】
今回は計測なし。

■CEA (上限5.0)
2013/6/17  22.9
7/2  27.5
8/13  16.9
9/24  4.1
11/5  2.0
12/17  2.1
2014/1/28  1.4
3/11  1.4
5/13  1.6
7/15  2.1
9/2 1.7
11/4  2.8
12/16  2.3
2015/2/17  3.6
3/31  6.5
6/9  16.3
7/21  17.9
9/29  16.3
12/8  19.4
2016/1/26    23.1
3/8  26.7

■CA19-9 (上限37.0)
2013/6/17  5.3
(中略)
2014/1/28  7.5
3/11  6.2
5/13  6.7
7/15  5.8
9/2  6.4
11/4  7.0
12/16  7.2
2015/2/17  7.4
3/31  8.1
6/9  8.2
7/21  8.9
9/29  9.8
12/8  10.4
2016/1/26    10.5
3/8   12.8

-----------------------------------
【化学療法(点滴)】

前回同様です。最後のSOX+アバスチン。

■今回の点滴
デキサート3.3mg
ポララミン5mg
アバスチン510mg(100%)
エルプラット140mg (60%)
アロキシ 0.75mg

-----------------------------------
【薬】

ミヤBMを、久留米大学の先生ご推奨のラックビー(乳酸菌製剤)に変更。下痢対策で半夏瀉心湯ももらいました。イリノテカン投与前から服用します。

■飲み薬
TS-1 20mg / 1日2回2T / 14日(80%)
ラックビー微粒N 1g / 1日2回2包 / 21日
ウルソ錠 100mg / 1日2回2T / 21日
タチオン錠 100mg / 1日2回1T / 21日
セロトーン錠 10mg / 1日1回1T / 3日
デカドロン 0.5mg / 1日2回4T / 4日
その他、半夏瀉心湯、オルメテック5mg、ナゼア

■貼り薬
ロキソニンテープ

------------------------------------
【今後】

4月25-28日 : 入院(4/26イリノテカン1回目)


にほんブログ村 病気ブログ 大腸がんへ
☆大腸がんブログはこちら!☆