こんばんは。
朝起きたら雪が積もっていました。
小学校は2時間遅れで開始になるし、よりにもよって今日は年に2回しかない旗当番(登校時に通学路に立って旗を振ります)。
風も強く、登校途中に傘が反対にひっくり返っている可哀想な男の子を見かけました。…………息子でした。
そんなわけで(?)プライマリーの続きです。
いつもの事ですがヤマもオチもなく、自分の文才の無さに呆れ返るばかりですが、よろしかったらお付き合いください。
あっ……先に言いますと話は進みません。
ただ書きたかっただけの内容です。
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プライマリーな彼ら ≪5≫
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ガリガリガリガリ
ガリガリガリガリ
なんなのあの男子!突然アメリカから転校してきましたとかってあらわれたと思ったらキョーコにベタベタベタベタと!!確かに顔は良いかもしれないけどなんかうさんくさいのよねっ!!大体思春期なら思春期らしく女子と話すときは恥じらうなり無駄にはしゃぐなりしなさいよ!なんなのあのレディファーストを自然に嫌味なくやってのける態度は!?しかもだれにでも平等にやさしくて親切で顔がよくて運動ができるとか…チッ!女子はみんな王子様みたいだのアイドルよりかっこいいだの浮かれまくってるけど、モテない男子共はドン引きじゃない!!転校初日に早速キョーコに目を付けるあたりはまぁ、見る目があると認めなくもないけど…。でもそのせいでまたキョーコが顔しか見てないバカな女子たちに目の敵にされたらどうするのよ!?今まであの不破のせいでキョーコが理不尽な目にあっていたのを、私とマリアでけちらしたのに!!私たちの努力が水の泡になったらどうしてくれるの!!
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ガリガリガリガリ
ガリガリガリガリ
っくぅぅぅ~~!!また先を越された!!午前の休み時間はゆずったんだから、昼休みは私たちにキョーコをゆずりなさいよ!……っ!!きぃぃぃ~!キョーコに気づかれないようにこっちを見て笑ったわ!あの男ぉ!今度の席替えでアイツの後ろになったら毎時間ケシカス飛ばしてやる!社先生に気づかれないようにビッシビッシ当ててやる!
「千織さん?物凄い顔してますけど、また毒ノートでも書いていましたの?」
ふと手元が人影で暗くなり、顔をあげると目の前にはクラスメイトの宝田マリア。
「まあね」
「何か気に入らない人でもいるんですの?私、協力しますわよ?」
マリアはふわふわの長い髪に大きなリボン。服もレースやフリルがふんだんにあしらわれた洋服を纏った、可愛らしい見た目からは想像しがたいけれど、おまじない…というよりも呪いや黒魔術…その手のモノが大好きな女の子。
「ちょっとね…一人邪魔なのがいるのよ」
「それなら、いいものがありますわ!!」
そう言って一度席に戻ると机の中から、深い碧色の石がついたペンダントをもって来た。
「私がいつもお慕いしている黒魔術師、黒薔薇様がお創りになった、邪魔な人間を排除してくれる呪いのアイテム!【暗黒の雫】の結晶ですわ!!」
(嘘くさい)
頬杖をついてキョーコの席に視線を向けると、敦賀君がキョーコの肩に手を回している。
「最上さん、見えないからもう少し近くに寄ってくれる?」
(!!!!!)
ガリガリガリガリ
ガリガリガリガリ
はぁぁ!?敦賀蓮~!あんた、この前の視力検査で両目とも2.0だったでしょうが!!キョーコ、ダマされちゃダメよ!!アイツのスキンシップはアメリカ育ちだからじゃなくて、ただ欲望のままに動いているだけなのよ!その証拠に他の女子にはかみの毛一本触れないでしょう!?いい加減気づきなさいよ!!ニブいにもほどがあるわよ~~! やっぱりマリアが持っていた呪いのアイテム、借りようかしら!?
ガリガリガリガリ…………
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なんか、すみませんm(_ _)m
毒を吐きまくるちおりんが書いてみたくて……
もっと毒々しい感じにしたかったんですけど、一応小学生の設定だし……ね?