毎年同じ繰り返しのピナコラです。
100人に聞いた好きな場所三つが特集されており、ロコにはロコの、日本人には日本人のそれぞれのハワイイスポットが紹介されていて、それはそれは興味深いのですが、さしずめわたくしの場合はここがその一つと言えましょう。
ホノルル2日目夕方。
今年も毎度フックユエンへ。
日本にはないんだものね。
やっぱり行ってしまう。
例によって予約のお電話をしたけれど、電話に出た女性に、もうリザーブ席は無いの。
「オンリーワーキン」と言われて
「ワーキン❓」ってなんだべ?
アタマにクエスチョンマークを出していたら、閃いた!
ああ、わかった。わかりました。ウオークしてインね。了解。
そんなわけで急いでワイキキを突っ切って
ここ、わたしはとっても気に入っていますけれど、そうでもない方もいる。
その多くは「接客が雑」「味は別に普通」のところにあるらしいので、中華料理を食べ慣れ、お口の肥えた、お財布の分厚い方は、キリンレストランとかに行かれた方が良いかと。
接客はですねー、確かににっぽんじん的には雑に感じるかも。でもフィンガーボウルも持ってきてくれるし、ナプキンもどんどんくれるし。お皿もどんどん取り替えてくれる。
お皿をどんどん下げられたっちゅうクチコミもあったけれども。
でもね、ワイキキの店って入れ替わりが激しい。
去年のお店がまたあるとは限らない。あっても同じ経営者とは限らない。
長いことここで継続しているのは、たといワイキキの外れといえども、企業努力。すごいことではないですか。
それともなんか別の理由があるのかしらん?
さてフックユエン・シーフードレストラン。
今年はリーさんのテーブルではなかった。
担当のお給仕さんは初めてここに来たときの人。あれは2009年のホノルルマラソンの後だから、6年前か。全然変わっていない。この人も長いなあ。で、ニホンゴチョトデキル。いつも観光客用のテーブルにいるのはそのためか。
じゃんじゃん発注します。
では行きますよ。
お約束のねぎ生姜炒め。
バンクーバーのでーーーっかいロブスターを見た後なので何となく小さい感じがするけれど、これで普通サイズと思われます。
安定の美味しさ。
これ食べるために来たんだから。
でもウクってなんですの?
ホントはクムが食べたかったんだけれど、
「クムは今日は無い」ってお給仕さんがこれを持ってきたので、「おうおう、なんでもエエよ」
でーーーっかい魚だったけれど
が、イカだけにいかんせん。
これは余計だった。
キムチ風味でちとイマイチ。
しかもそろそろお腹いっぱいになってきた。
にもかかわらず、
ここにきたらどうしても食べたい。
去年すごく気に入ってしまった
なんか去年よりも具が多い気がする。ブロッコリーと刻んだハム。具だけじゃなくて量も多い気がする。でもこれ、日本に無いんだもの。頑張って食べるよ。
おいしー、けど腹くちい。
アンクルビルはもとはここの厨房を仕切っていたということだけれど、今はたぶん引退されて営業中あちこちに目を配っては黙って店内を巡回している。
リーさんは痩せたみたい。
我が家のテーブル担当ではなかったので、リーさんときどきチラッとこっちを見てるのはわかってたんだけれど、なかなか呼び止められなかった。
途中、わたしらのお給仕さんとリーさんに何気にチップを渡して「痩せたみたいだけれど元気?」と聞いたら「ウォーキンしてるよ。大丈夫だよ」と言っていた。
思うのだけれど、この二人はずいぶん長いことこの店にいるんじゃないかな。独立したりはしないのかな。大陸に養うべき大勢の親戚がいるとか?アンクルビルにとてもとても恩義があるとか?
とか、考えてしまう。
(お!うちのお給仕さんも写ってる)
PPMと二人であと先考えずに食べて、ビールと紹興酒をしこたま飲んだ。
その後アンクルビルの手をとって何やら喋っていたらしいけれど、例によって酔っ払い。記憶が定かではありません。
「アンクルビルが健康でありますように」と何度となく力説していたらしい(←PPM談)。
ちなみに時価の海鮮を、バリバリ発注していたら、チップ込みで二人で200ドルかかりました。チンジョンのウクが大きかったもんね。美味しかったからいいけど、ちょっと大盤振る舞いしすぎた今年のフックユエン。
さてさて来年はどうなりますことやら。
来年もいるかな?あの二人。