ご無沙汰しておりました。

スタッフ Mです。

先日素敵なお話しを 伺いました。


パリでも 日本でも有名な

ワインの専門家の方のお言葉です



その方のパリのお部屋を訪ねると

枯れかかっているバラが飾られていました。

思わず

「 バラが枯れてますよ 」

枯れている植物に気が付かない ということは

脳科学的には 脳疲労を表しますから

そうお伝えしたそうです。


その方は言いました


「 枯れてゆく  美しさ が 好きなんです」


アンチエイジングとか 少しでも若々しく

と、おもってしまいがち な 現代かもしれませんが


「 枯れてゆく 美しさ 」に目を向けられるって

なんだか 素晴らしいと思いました。

確かに

褐色になった バラの美しさは 格別です。

でも私は気になって一つ質問しました。

「 腐っていくと 臭いが出ませんか?」

不思議なことに

そのパリのお部屋には 朽ちていく 臭さはなかったそうです。

それは多分

朽ちていく美しさを バラに言葉でつたえているからではないか?

と 訪問した彼女は言いました。

いつか 一緒にパリの 彼の部屋を訪ねましょうね


そう 約束してくれました。


朽ちていく美しさ

枯れてゆく美しさ


私達は 必ず 年を取ります


その時

少しでも 若々しくいることも素晴らしいですが

美しく枯れてゆく 

このことも


なんとも 生きる勇気を与えてくれる言葉ではないかと


力をもらったわけです。


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