第9話 ランタンの罠
イタリア中世の武器職人が軍司令官と禁断の愛で苦悩する物語/ヘレネ - カクヨム
8話でそれまで薄々そうだと思っていたのをカミングアウトしてきた挙げ句、ぎょっとするようなことをわざと口にしてくるのがアントーニオ。
ジョヴァンニは振り回され気味。
そして、9話でとうとうアントーニオの魔の手が…
距離は一気に近づいた感じではあるけど
相変わらずアンティノウス=アントーニオは手が早いっていうか、性格に問題がある…。
このあたりは創作なんだけど、書きながら、頭の中でストーリーが展開してゆくままに書いている感じなんだが
登場人物の言動は頭の中の映画のシーンを少しづつ進めながら、文章化している感じで
セリフとかは突然ポンと入ってくることも多い。
特にアントーニオ。
アンちゃんならこのパーソナリティではこう言うだろうというのに基づいてはいるが、多分、実際にチャネリング的な感じになっているのかもしれない。
「古代ローマの娼婦」を書籍化したとき、ヘレネの視点から見た話だし、全年齢層?対象だから、アンティノウスのセクシャルな変態さは抑えられていたんだけど
アントーニオが、9話の最後に捨てぜりふを残して、去っていったあとにどうなってるのかっていうのと
ヘレネに振られて思い通りにゆかない状態にキレて何をしていたのかっていうのと
かなり近い状態で、アンちゃんから嫌がらせのように何度も見せられてきたシーンだったりして←アンちゃんサイドのエロ小説書くなら入ってくるシーンだよ
まあなんていうか、あなた変わらないわよね、ってことで。
アントーニオとジョヴァンニの攻防戦はまだ少し続くんだが
アントーニオはアンティノウスだからね〜
性的な駆け引きで童貞確定してるジョヴァンニには太刀打ちできるはずがないのだ。
でも、エロ表現って、意外と難しいわね。
多少なりとも品よく官能的に、美しく書きたいとか思うけれど
そして、リアルさを感じさせる表現がいいなあと想いつつ、なかなかイメージを言語化するのは難しいなぁって思ったりしたのだった。