人を傷つけるのが怖いのは
それによって相手との関係が終わって
やっぱり自分は一人なんだと
感じるのが怖いからだ。
これは幼い頃一人の時間が
多かった名残だ
一人で考え一人で行動し一人で遊んだ
どうせ一人ぼっちだから何でもできるように
頑張らなきゃ。
風邪をひいてもインフルエンザになっても
病院から帰れば一人になった
ある時母親と一緒にいたが
怒らせてしまって部屋に一
人閉じ込められた恐怖
よみがえるのか
怖かった
このままここから出られないんじゃないか
寂しかった
母さんは二度と笑いかけてくれないんじゃないか
あの時の自分を置き去りにしたままだ
連れてきてあげなきゃ
一人になっても大丈夫
一人じゃないから
大丈夫。
誰かを一人にしないようにって
そう思ってた自分が一番一人ぼっちだった
嫌われてもいいし
ケンカしてもいいやって思ってたけど
嫌われない程度に嫌われてもいい
ケンカしてもいい人だからケンカしよう
その程度だったんだな
本当の弱さは
一人ぼっちになれないこと
なるのが怖い
だったんだ。