日本はもう秋、紅葉が綺麗な時期ですね。


北海道では初霜が降りたとか。


これから寒くなるけど、食べ物も一段と美味しい時期。


日本の良さの1つは、この豊かな四季と食べ物の美味しさが挙げられると思います。(特に私は道産子だからそう思うのかも)


今日はシンガポールに住んでいて感じる日本との違や良い点をざっくばらんに紹介します。

それぞれの長所は短所にもなるので、私なりの解釈付けで。


シンガポールに住んでまず一番に思うことは、


・常夏だから楽(長所)⇔ 四季がなく季節感に乏しい(短所)


北海道は夏が異常に短く、冬(雪が降る時期として)が6ヶ月くらいと長く、四季のバランスが悪いので、シンガポールの生活は、私にはとても楽です。


朝起きて、寒くて布団から出れないなんてこともないし、外出するのにオーバー・ブーツ・手袋・マフラー・帽子と身支度に時間がかからないし、来ないバスを何十分も凍えながら待つこともない。


でも、楽すぎて脳が暢気になるのか、記憶があいまいになるという難点もあります。写真をみてもいつも夏なので、日付けがないと、いつのことやら、さっぱり思い出せません。


・湿気が異常に高いのでアトピーや乾燥肌の人には楽(長所)⇔ 皮製品の寿命は短い(短所) 


年中エアコンをつけている部屋は大丈夫ですが、カビも頻繁に出てきます。常温で密封している場所は1ヶ月に1度は要点検。


今も雷と雨が始まりましたが、


・5・6月はいつも快晴(長所)⇔ 11月から1月にかけて毎日雨(短所)


南国の雨って、スコールのように一時的な豪雨を想像するかもしれませんが、シンガポールは違うんです。


イギリスのように朝から1日中雨がじとじと、時には雷を伴った豪雨が降り続けるのです。


どこにも行きたくなくなり、ウツのような気分になります。


同じ南国でもタイやインドネシアとは大違いです。


常夏で衣替えがないので


・衣服にスペースをとらない(長所)⇔ お洒落の幅が狭くなる(短所)


シンガポールの家には当然押入れなどはなく、クローゼットだけですが、これで衣服は十分収納可能です。


日本では春秋のコート類・冬のオーバー・冬用バック・靴・帽子・マフラーなどなど3倍の収納が必要です。


ただし、クーラーで電気代が高い、虫との共存(闘い?!)などの難点もあります。


幸い我が家では強烈なアロマ仕様の防虫剤を置いているので、ゴキブリは見たことがありませんが、アリやヤモリは何時もいます。


シンガポールでは住宅事情も大きく違います。


・家が広い。公団のような団地の家も普通に100平米以上あって天井が高い(長所)


というか、世界の中で日本の家が狭すます。


日本ではトイレもシャワーも1家に1つだけだし、とても不便です。


シンガポールでは、コンドなどのプールや設備がある家はとても高いですが、政府の提供するHDB(日本で言う団地)は安くて広くて快適です。


・床が大理石やタイル・板張りなので掃除が楽(長所)


我が家には掃除機がありません。お掃除は床をモップで拭くだけ。簡単で楽です。


食べ物で言うと、


・外食が安くて豊富(長所)⇔ 料理を家で作らなくなる(短所?!)


人件費が高い日本では考えられない安さです。もちろんローカルフードですが、日本人の口にも合うので、週末は外食三昧です。


共働きの家などは毎日外食という家庭もあるくらいです。ただし、それなりのレストランは日本と同じくらいの価格です。


・漢方薬が一般に浸透して食べられている(長所)


なので、体調の不良なども合成の薬に頼ることなく、漢方をスープとして食卓で食べることで、身体の疲れや不調を整えられます。


まさに医食同源です。そして本当に効果があるので、侮れません。


このおかげで私もプレ更年期を免れたくらいですから漢方はすごいです。


知り合いは漢方のおかげで生理の周期が整って赤ちゃんを授かりました。

西洋医学の先生には『あなたが妊娠できるなんて奇跡よ』といわれたそうです(!!)


つづく。