20代の私は10月ころから始まる
内外の空気の乾燥に悩まされてきました。



もともと肌は丈夫だけど、
とっても薄いらしく、
よく化粧品売り場の人に、
薄紙をさらに裂いたような肌と言われたものです。



薄い肌の人の特徴は
若いころは綺麗に見えても、
年とともに乾燥しやすくなり、
それが高じてシワやたるみの老化が早いこと。



このころは色々な化粧品カウンターを渡り歩くジプシーで、
高価な美容液やクリームを購入しては
乾燥肌がまったく改善せずに、
カサカサの肌にため息をつく繰り返しでした。



笑ったりすると顔が痛くなるほど乾燥して、
細かい縮めんシワや血行の悪さからくるクマやくすみなど、
素肌に悩みは尽きませんでした。



当時は最高でスキンケアに
月に10万円使うこともあるほど、
美しい素肌は私の憧れでした。




自分自身の興味もあり、
英国で美容を学んで目からうろこが落ちました。



今まで良いと信じて使っていた
クレンジングや泡の立つ洗顔・
クリームや美容液に含まれる合成界面活性剤が
こんなに肌に悪かったなんて知りませんでした。



口から入る有害物は
肝臓や腎臓で無害なものに変換させて
体外へ90%以上排出可能ですが、

肌から入った合成界面活性剤の90%は
皮膚の下の脂肪の中に蓄積されてしまいます。




そして長年蓄積された合成界面活性剤が
自分の許容量を超えたときに、突然、
アレルギーや花粉症、蕁麻疹などになって
身体に現れるのです。



また最近の赤ちゃんにアトピーが多いのは
お母さんからその蓄積された毒素をもらってきた結果だと言います。



私の乾燥肌も、
13歳から始めたスキンケアに含まれる
合成界面活性剤の蓄積された結果だったのです。



綺麗な素肌になりたくて始めたスキンケアが、
逆の結果を生むなんてショックでした。



そのショックから、
私は合成界面活性剤のないスキンケア商品を
作ろうと思いたちました。



シンガポールで漢方と出会い、
私の長年の思いは達成されました。



漢方と植物素材で素肌美の基本である
洗顔セットを開発したのです。



私のスキンケアのモットーは、
安全・簡単で最大限の効果を実感できるということ。



素肌そのものを美しくするスキンケアを提唱しています。