ある方のブログを見ていたら、達筆な筆字でこのように書かれたお寺の看板の写真が。

他人の欠点が

よく見えること自体が

自らの欠点であ

ああ、まさに真実!

人付き合いの中で、他人の欠点や嫌な点ばかりが目に付てイライラしたら、

それは、自分の欠点を他人の中に見て、イライラしている表れ。

人間関係は、まさに合わせ鏡。

他人の中に自分自身の存在が反映して見えるもの。

たいていの場合、人は自分固有の色眼鏡(価値観や人生観)で他人や外の世界を見ているので、他人の中に自分と同じ波長があると、それがクローズアップされるのは当然なのです。

うまがあうとか、気が合うというのもそのため。

ことわざでもありますね、『類は友を呼ぶ』

人間関係で他人にイライラしたり、誰かを攻撃する心が芽生えたら、

自戒のために、この看板の言葉を思い出したいものです。

他人のアラばかり見え出したら、まずは自分の心を見つめる。

自分自身の欠点を受け入れたり、長所に転換できたり、欠点が解決できたりすると、他人の中にあったそのアラも自然と気にならなくなっていくんですよね。

本当にそうなんですよね。

これって性格的な欠点だけじゃなくて、肉体的なコンプレックスとかもそうだと思います。

自分が気にしているから、他人のことも気になる。

気にしているから、それががより大きくみえてしまう。

でも、気にしてない人から見たら、全然欠点でもアラでもなかったりするんですよね。

自分の心がそうしているだけだから。

私にも肉体的・精神的コンプレックスが色々あるので、良くわかります。

でも、その部分も含めて自分なのだから、それを受け入れて、短所よりも長所を見るようにして心のバランスを取っています。

短所なんて挙げたら、もう、キリがないですから!

数少ない長所を見て、それをより伸ばすようにする。

そのほうが、よっぽど建設的で前向きで、気分も楽しくなるというもの。

自分の短所が気にならなくなったら、他人の短所も受け流せるようになるものです。

わたしの理想の大人像は、物事を多面的に見れるようになって、色々な価値観を幅広く受け入れて、豊かで楽しい人生を送る人。

その理想に近づくためにも、人間関係では、他人の長所・美点をみる心がけを大切にしたいと思います。

そのためには、まず自分を受け入れて認めること、自分の中の長所と言える点をたくさん作ることかな、と思います。