成都はパンダが有名なところなんですね。(行く直前に上海在住の友人に教えてもらいました)

パンダ研究所というところが動物園の近くにあって、そこではパンダの育成や色々な年齢のパンダを自然の状態で飼育しています。




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成都の街中からタクシーで50元(約670円)ほどのところにあります。

熊猫(ションマオ)を見たい、とタクシーに言えば分かります。

パンダ研究所は広大な敷地で、笹薮に囲まれた小道は、京都の竹林を思い出させるような

一面緑で静かな佇まいで、心身ともに癒される環境です。

入園料は58元(約770円)です。

歩きたくない人は、10元(約130円)で乗り放題の園内バスを利用できます。

大人のパンダの小屋、子供パンダの小屋、レッサーパンダの小屋、生まれたばかりの2ヶ月の赤ちゃんパンダの部屋など園内に自然の状態でパンダが放し飼いされています。




美肌の秘密-panda

パンダは通常1匹か2匹の赤ちゃんを産むのですが、生まれたときは、100gほどの本当に小さな赤い芋虫のような状態。

母パンダは通常1匹しか面倒を見ないので、双子の場合は、1匹が死んでしまうそうです。

この研究所では、双子の赤ちゃんの飼育に成功、この日も生まれて2ヶ月の双子の赤ちゃんパンダが飼育器の中ですやすやと寝ていました。

すでに毛がはえ揃って、ちゃんと白と黒のパンダの状態で、小さくてとっても可愛かったです。

生まれたときは100gなのに、2ヶ月でやっと人間の赤ちゃんの重さくらいになって、1年で12kgまで成長するそうです。

成都はこれまでに、世界13カ国にパンダを寄付しているんですね。

小さいころに、日本にもリンリン&ランランちゃんが来て、父は私にパンダのぬいぐるみを買ってくれたのだけど、このパンダちゃんたちはここからはるばる日本にやって来たのですね。

赤ちゃんパンダと写真が取れると聞いていたので、係りの人に聞くと、

1,000元(約13,000円)寄付したら、パンダを小屋から連れてきて抱っこして写真も取ってあげると言われました(!!)

もちろん、不要!(いらない!)です。

香港スターのジャッきーチェンは、ここに100万元(約1300万円)寄付したそうで、そう書かれた標識がありました。

敷地内には白鳥のいる池や休憩所やカフェ・食堂があるので、疲れたら休み休みして、ゆっくりパンダ鑑賞を楽しめます。



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