今日は旧暦で中秋の名月、中華圏では、月餅を食べる風習があります。


私は今日はツバメの巣を食べました。

ツバメの巣は、3ヶ月おきくらいに食べます。


冬虫夏草のスープもそうですが、滋養強壮力の強いツバメの巣は、

だいたい夕食後3時間くらいたってから食べます。


夜に強壮作用のあるものを食べると眠れなくなりそうな気もしますが、 そんなことはなく、

食後3時間くらいに飲むのが一番栄養が吸収されやすく、

しかも、夜に飲むのが一番吸収率が良いのですよ。



ツバメの巣は、独特のゼリー状の食感があって、この食感で品質の良し悪しがわかります。

ツルッとした舌触りのものが良質です。

小粒なものより、やや大きさ・長さのあるもののほうがより良質です。

色は、白と赤があり、調理されると透明になり、非常に柔らかいキクラゲのような感じ。



美肌の秘密-2




美肌の秘密-1


赤いものは、ツバメの唾液に血液が混じったもので、より高級品になります。

良いものは大体35gでS$250(15,000円)ほど。

これで6つくらい入っています。

これ全部で、一人につきマグカップに1杯分ほどで6人から7人分の量になります。


ツバメの巣は、タンパク質と多糖類が結合したムチンが主成分で、

糖質の一種であるシアル酸を多く含んでいます。


このシアル酸という成分、最近わかったらしいのですが、お肌の老化の元である活性酵素から細胞を守る働きがあるのだそう。

肌(身体)の老化は、この活性酵素によって酸化することによっておきます。

なので、酸化を食い止める抗酸化作用のあるシアル酸はお肌の若さを保つ成分なのです。


ムチンは、山芋や納豆などネバネバ物質で、粘膜を潤し、粘膜の損傷を防ぐ働きがります。

鼻の粘膜を丈夫にして、アレルギーや感染症にも良いし、胃炎などにも良いそうです。

そういえば、何年か前、バンコクの中華街で1杯800B (約2400円)のツバメの巣を食べたとたんに、母の鼻水が止まり、風邪が良くなったことがあります。

このムチンのおかげだったのですね。


また、古くから美容と健康に良いとされている漢方食材で楊貴妃が美容のために好んで食べていたのは有名な話です。


シンガポールやタイに来る機会がれば、ぜひ美肌食材のツバメの巣を食べて見てくださいね。

タイだと、バンコクの中華街で、小さなお茶碗1杯で200B(約600円)から楽しむことができますよ。