シンガポールは語学の習得にも良い国です。
世界の公用語の英語とこれから必要である中国語の両方を日本より安く学ぶことができます。
ただし、シンガポール人が話す英語はシングリッシュと呼ばれるなまった英語。
中国語なまりの英語だから、最初は何語をしゃべってる??って思ったけど、
彼らのヒアリング力は相当高いです。
普通にCNNとか理解しますし、英字新聞も普通に読みます。
ビジネスシーンはほとんど英語です。
テレビ放送もこの2ヶ国語が必ず使われます。一方が話される場合は、一方は字幕となります。
現在45歳以下のほとんどのシンガポール人はバイリンガルかそれ以上です。
教育熱心な近隣諸国の裕福層は、自分の子供をシンガポールに留学させ、英語と中国語を学ばせるケースも多いです。
実際インターナショナルスクールの数は国の小ささに比べるほと非常に多いです。
その代わり学校教育は非常に厳しく、子供は毎日宿題に追われ、外で遊ぶ時間はほとんどありません。
勉強は幼稚園から始まります。幼稚園では、英語・中国語・算数の足し算引き算をお勉強。
大体日本の小学校2年までの内容が幼稚園で終わるそうです。
親も総出で子供の学校の勉強を見なくてはいけませんから、親も大変です。
小学校6年で行われるテストで将来進学校へ行くのか、職業学校へ行くのか、将来が決まるので、ちょっと可愛そうな気がします。
遅咲きの子供に更に学びを深めるチャンスがないというのは、問題でもあると思うのですが。
住めば都と言うけれど、実際に住んで生活して見なければわからないことはたくさんあります。
最初、タイからシンガポールに来たばかりのときは、シンガポール人の愛想のなさ、物価の高さばかりが目に付いて、全然楽しくなかったっけ。
シンガポールの楽しさは、ローカルの生活を知ることで、じわじわと分かってきました。
今では、拠点をバンコクからシンガポールに移すほどに。
でも、タイの魅力も捨てがたいので、1年に2,3回はタイへ行ってます。
タイの魅力、つづきは次回に!