寒くなると、膀胱炎に悩む女性、多いかもしれませんね。

今日、札幌の母に電話を掛けたら、人生で初めて膀胱炎になったそう。

先週、伺ったお宅がものすごく寒くて、家に帰ったらお腹の調子が悪くなったとのこと。

で、病院に行ったところ、膀胱に腫瘍らしきものがあると、病院の先生から言われショックを受けていたけど、

セカンドオピニオンを聞いたほうが良いとの友人のアドバイスで、今日、膀胱炎で有名な病院に行って検査してもらったら、なんと石だったそう。

お薬で治りそうだということで一安心した、と電話口で喜んでいました。

実は、私も、日本では良く膀胱炎になっていたけれど、南国で暮らすようになって1回も膀胱炎になってない。そう言うと、

南国は寒くないから、と思われがちですが、

実は、冷えと膀胱炎って直接は関係ないのです。


そう言うと、母もびっくり。

(病院でもちゃんとした説明ってしてくれないものですものね)


膀胱炎の直接の原因は、大腸菌が膀胱まで進入して、膀胱に炎症を起こすこと。

この大腸菌がいないことには、膀胱炎にはなり得ないのです。

冷えや、疲れ、トイレを我慢するだけでは、膀胱炎にはならないのです。

冷えや疲れ、トイレを我慢することは、大腸菌を、尿道から徐々に上昇させて膀胱への進入を容易にする要因にはなるけれど。


膀胱炎は、ハッキリ言っちゃえば、トイレで大きいほうをした時に、お尻をキレイにして、大腸菌をつかないようにすることで、防ぐことができます。

そのことを母に言うと、うちのトイレにはウォシュレットが着いてるし、毎回洗っている、と。

でも、大腸菌ってウォシュレットでちょっと洗っただけでは落ちないんです。。。

女性の場合、肛門と尿道も隣り合わせだし、尿道が短いので、男性よりもずっと高い確率で膀胱炎になりやすいんです。

それを言うと、母も納得。

私は、南国に移り住んで以来、バスルームの構造上、トイレで大きいほうをする度にシャワーで洗う習慣がついているので、

それ以来、まったく体が冷えても、疲れていても、トイレを我慢しても、膀胱炎になることはなくなりました。


急に寒くなると、体の免疫が下がって色々な不調を招きやすくします。

ぜひ清潔にして、大事な体を守ってくださいね。