日本では更にインフルエンザが流行っていますね。

シンガポールでももちろん流行っています。

で、お受験シーズンなんかに子供がインフルエンザにかかると、

発生元の子供(他の子供に風邪をうつした子供)は、犯罪者のように責められる、と言う話を小耳に挟みました。

あれ~?

それってなんか、違うんじゃないの~?

風邪が流行っても、クラス全員がうつるわけじゃない。

うつらない子もいれば、うつる子もいる。

その違いは何だと思います?

それは、その子の免疫の高さです。

免疫がフルに働いていたら、どんなに風邪菌がウヨウヨしていたって、絶対に風邪なんかうつりません。

要するに、風邪をうつした子供が悪いわけじゃなく、

風邪をもらってくるような弱い免疫の子供にした親に責任があると思うのですが、どうでしょう?



他人を攻めるなんてオカト違いもいいところ。

他人を攻める暇があったら、自分の子供の食事の管理・おやつの管理をしっかりしましょう。



免疫の高い身体を作る基本は、食べ物、毎日口に何をいれているか、が重要な要因ですから。



血液が酸性に傾いて、ドロドロになるような食事は、免疫を下げて、風邪を引きやすくします。

その代表は、砂糖です!

甘い菓子パン・コーラなどの清涼飲料水・スナック菓子・ケーキ・チョコレートなどは砂糖がたっぷり入っていますよ。

砂糖の取りすぎは、ドロドロ血液を作るだけじゃなく、カルシウムやビタミンB群など、体に必要なミネラル・ビタミンも消耗してしまいます。

そしてこのビタミン・ミネラル不足も免疫を下げてしまいます。

口内炎がいつもでできている人もビタミンB群不足です。

いつもイライラ、ヒステリー気味、憂鬱、注意散漫、すぐにキレルなどもカルシウムやビタミンB群が相当欠乏している証拠です。

朝は、パンと市販の100%果物ジュース、昼はマック、夜はラーメン、

なんて生活の人は、相当免疫が下がってストレスレベルも急上昇してますよ。

口臭、体臭、便の匂いも強いはず。身体の中の毒素が強まってますから。

(子供は代謝が激しく性ホルモンもまだ分泌してないので、そんなに強くないけど、子供で口臭や体臭がきつい子は問題大ありです)

市販の100%の野菜ジュースや果物ジュースはあまり意味がないと思ってくださいね。ほとんどのビタミンが抜けちゃてますから。


血液サラサラで元気な身体を作りたければ、食卓にはなるべく加工したものじゃなくて、

自分の住む土地の畑や海からそのままの形で取れたものを食べるようにしましょう。

つまり、野菜や果物、魚介類です。

旬の食べ物、しかも、自分の住む土地でできるものは、その季節に見合った身体を作るのに最適な食べ物です。

毎日、口にするものを見直すことで、体質も変える事ができます。



風邪やアレルギー、皮膚トラブル、病気は、すべて、身体からのメッセージです。

『何かが悪いですよ』『免疫さがってますよ』というメッセージをしかと受け止めて、

食生活、ひいては自分の生活習慣を見つめなおすチャンスです。


もし、風邪をひいちゃったら?

風邪は一種の解毒の症状でもありますから、

断食して(大人の場合のみ)、身体を温めて、お湯(水)を沢山飲んで、とっと体内の毒を汗や尿で出し切って、すっきり浄化しちゃいましょう。