いつも日本へ帰って食べるものが変わるたびに、気づくことがあるのだけど、

今日は気持ちの持ちようで身体も変化した母のことを書きますね。


母はいつも私の帰省をそれはそれは楽しみにしています。


今年72歳になる母は生まれつき身体が弱く、小さい時は肺炎にかかって生死の境をさまよったこともあり、肌が弱いというのも母の体質の1つ。


今回は私の帰省の1ヶ月前から頭がかゆくなり、パーマも髪染めも出来ないほどに皮膚が赤くなって、寝ていても痒みが止まらないほど悪化して、もう病院へ行こうと様子見の日々を送っていたのですが、

私が帰省した途端に、激しい痒みと皮膚の赤味はぴったりと止まってしまいました。

お薬を飲んだわけでも、病院に行ったわけでもないのに。


でも、私にはなぜ母の頭の痒みと炎症が治まったのかよくわかります。


それは、母の感じた嬉しさや喜びが免疫力をあげたため、自分のもつ自然治癒力で痒みと炎症を沈静化したのです。


その証拠に私が滞在していた2週間、病院にも行かなかったけど、母の頭は痒くも赤くもなりませんでした。


ところが、私がシンガポールに帰ったその晩から、また赤味と痒みが始まったのです。


でも、大丈夫。


母のために持って帰った亜麻仁油をさっそく翌日の朝から飲んでもらったら、痒みも赤味も治まったとのこと。

私が不在の間は、亜麻仁油をしっかり取ってもらって、炎症が起こらないように、母の健康管理をしてもらおうと思います。


私たちは日々色々な感情を抱きながら生活していますが、

喜びや嬉しさ・幸せな感情は、確かに免疫力をあげて、心身を強くするのだな、と実感しました。


まさに病は気から、です。


極端な例ですが、アメリカには癌で余命2ヶ月の宣告を受けた人が、どうせ2ヶ月しか生きられないなら 自分の好きなように生きて暮らそうと決意して実践したところ、2ヵ月後にはがんが消えていたという人がいます。


どんな状態でも、人は自分の気持ちひとつで病気を克服することも、病に命を奪われることもあるのですね。


母には、私が不在でも、日々、喜びや嬉しさを感じて毎日を送ってもらいたいと思っています。


たぶん、私が帰った夜は、寂しさから免疫が下がって痒みが再発したようですが、翌日は、すっかりいつもの明るい元気な母に戻り、これからデパートへ行って加賀のうまいもの市へ友達と行ってくる、とのこと。


母を支えてもらっているお友達や近所の人に感謝です。


3月になったら、母がこちらに来るので、それを楽しみに寒い冬を元気に過ごしてもらいたいです。