先週日曜日、セントーサのカジノへちょこっと行ってきました。
マリーナベイのカジノ周辺はまだ渋滞がすごいので、
渋滞嫌いなパートナーはもっぱらセントーサ専門。
セントーサは駐車場から歩いて入るとすぐにそこはカジノの入口。
私は初めて行ったけど、中の様子はマカオやキャメロンハイランドと同じ。
違いは入場料S$100(約6,700円)を払うことくらい。
ああ~このS$100はけっこう大きい。
この分を取り返さなくちゃと思うだけでプレッシャーを感じる私は
絶対にカジノ向きじゃないと思う。
カジノ内には一応、シンガポーリアンとPRだけの部屋がある。
場内にはジョホールからの観光客がけっこうたくさんいて、
年配者とちょっと柄の悪い人が多い印象。。。。
私たちが着いたのは昼の12時ちょっとすぎ。
パートナーが前日にもカジノへ行っていて、
夕方の6時まで再入場可能ということで
私も連れてこられました。
前日にS$300勝っているので大丈夫だ!と自信満々で、
今日も勝つぞ~!と。
彼曰く、『カジノで勝つのは簡単だ、難しいのは勝って出ることだ、
もう少し勝てるかも、とずるずる賭けているとそのうち全部持ってかれる』、と。
う~ん、そうかもしれない。
運もあるけど、バカラなんて半か長かの50%の確立で勝てるし。
カジノではだいたいテーブルや人の様子を見て、
パチンコのように台を決めるのに数時間かかる。
そしてゲームの流れを見て、小額から賭けていく。
途中から直感が研ぎ澄まされてきて、
波にのって自信がでてきたところで、金額を増やしていく。
これをリラックスして思い通りやると絶対に勝てる。
でも、集中力が続かないので、せいぜい5時間くらいが限度。
カジノにはいつも個性的な面々がいるのだけど、
この日、特に目を引いたのは、バカラにいたおばさん、推定年齢58歳。
このおばさん、バカラ2台のテーブルの間に立って、
2台に賭けてとっても忙しい様子。
しかも、1回の掛け金がS$1,000(約67,000円)と高額。
面白いことにバンカーにしか賭けず、当然負けるときもあるけど、
負けた次のゲームは必ず倍のS$2,000(約134,000円)賭けて取り返す、
すごいガッツのあるおばさん。
本当の勝負師はそうやって負けた分を取り返すというし、
きっとこのおばさんは根っからのギャンブル好きに違いない。
見た感じ、短い髪に眼鏡の普通の主婦で、
黒のスラックスに白の綿のシャツ、
使い古しの綿の袋をもっているだけで、全然お金持ちにも見えない。
が、私は見た!!
綿の布バックの中には1,000ドルチップがたくさん入っているのを!!
きっと商売か何かしていて、
彼女にとってS$1000は私にとって100円くらいの感じなんだろう。。
もう一人は、茶髪の女の子、推定年齢29歳。
バカラではカードで4が2枚とか、エースが2枚出ると、
ペアと呼んで、掛け金が11倍になる。
この茶髪の女の子、直感が効くのか、
5回連続ペアに賭けて、あっと間にS$5,000(約335,000円)を稼ぎ出した。
彼女がいなくなると、ペアがでなくなり、
3時間くらいしたらまた戻ってきて、またペアの大当たり!!
私は彼女をペアペアガールと命名。(← 暇やね。。。私)
もう一人、ドラゴンガール(と命名した)
推定年齢27歳の若い黒髪のふくよかな女の子。
この子、皆がバンカーにかけて盛り上がっている時に、
一人だけプレイヤーに賭けて
ゲームの波を壊して、一人勝ちするという嫌われるタイプ。
(こ~ゆ~のを龍を呼ぶと中国では言うんですね。)
1回の掛け金S$5,000(約334,000円)で、
3回連続勝って、あっという間に100万円をもって
風のようにどこかへ消えていきました。
普通の人じゃありません。
本当にカジノに集まる人たちって、
ちょっと変わっていて面白いです。
ちなみに この日は、S$400勝たせていただきました。