シンガポールの高級住宅街は色々あるけれど、

中でも、セントーサ島のコーブは群を抜く超高級住宅。



コーブは、ヨットが家の前に停泊できるようになっている

バンガロースタイルの住宅で、

カジノやUSJのあるリゾート地にある邸宅として

世界中の大富豪を魅了しています。



セキュリティーも厳重でプライベートが守られる点も、

セレブには都合が良いのでしょう。


価格は1棟、日本円で3億円から15億円。



先週、このコーブの住宅2棟が 3,600万ドル(約24億円)で

購入されたことがニュースになりました。



買主は中国人の大富豪とのこと。



で、日曜のストレートタイムズにその詳細が掲載されていました。



買主はシンガポール永住権のある中国人で

年齢は30代前半(!)のビジネスマン。


名前はシェン・ビンさん。



プロフィールの詳細は明らかになってないけど

年齢が若いことに驚きです。



更にびっくりするコメントが新聞に掲載されていました。



彼は1棟1,550万ドル(約12億円)のバンガローを

2棟続きで購入したのだけど、

最初に値段を聞いたときに、2度値段を確認して

不動産屋にこう言ったそう。



「その家ってお化け屋敷?」



あまりにも値段が安いためにそんな言葉が口についたとか。



世界を股にかけ、香港やロンドン、

ニューヨークの不動産に精通している彼には、

この価格は破格の安値なんだとか。



これが上記3カ国であれば、優に2倍のお値段なんですと。



すでに完売になっているセントーサコーブ。


住人の割合は6割がシンガポール人、

4割が中国人・イギリス人・オーストラリア人・ドイツ人なんだとか。



アメリカ人がこの中にいないのが今の世の中を反映しているような。。



折りしも19日に中国通貨の元が

アメリカドルに対して切り上げを発表しましたね。



中国がアメリカの次の覇権国になるのはすでに明らかだけど

、とんでもないお金持ちがどんどん生まれているんですね。



そんなことを実感するニュースでした。