11月に姪が生まれるにあたり、
布おむつもリクエストにありプレゼントに用意しました。



で、布オムツを買いに行くと、布の織りによって色々な種類があって
どれを選んでよいのか良くわからない。



とりあえず、織りの密度の高いものを1パックだけ買って、
本当に品質が大丈夫かどうか、確かめたかったので、
実際に自分で使ってみることに。



と、言っても当然、おむつとしてじゃなく(←当たり前!)
布ナプキンとして使ってみることにしてみました。




布ナプキンは市販のものが最近売っているけれど、
私のはそんなりっぱなものじゃなくて、

オムツを半分に切って、それを適当な厚みを持たせて
適当な大きさに畳んだだけの、なんちゃって布ナプキン。




が、これが非常に快適!




生理中がとっても快適になりました。




ムレないし、嫌な匂いもしないし、ゴミもでない。





血液の状態もよくわかるので、
1ヶ月前の自分の身体の状態がよく把握できます。




漏れないし(←これは人によるね)、夜でも安心。




洗うのがちょっと面倒だけど、慣れれば大丈夫。




私の場合は、プラスチックの容器に
洗剤と水を入れておいて、使用済みの布を入れて漬けおきしておいて
夜、シャワーの時に一緒に手洗いで洗っています。




広げれば薄いただの布なので洗うのも簡単だし
乾くのも早い。




夜洗っておけば、翌朝には乾いているのでまた使えます。




8枚くらい用意しておけば使いまわせます。




外出する時は、袋を用意して、そこに使用済みの布を入れて
帰宅してから漬けおきして、夜にまとめて洗います。




もう5ヶ月くらい使っているけど、
布はへたれずに、丈夫です。




汚れてきたら漂白してよくすすげば、真っ白になります。




布おむつの品質を確かめるために使い始めた布ナプキン、
快適すぎて、もう止められなくなりました。




この経験から言うと、
赤ちゃんも、紙よりも布オムツのほうが断然快適でしょうね。



布が濡れることよる不快感は脳を刺激するのに大切と言うし。




ゴミが出ない分、水や洗剤も使うけど、布は使いまわせるので
金銭的な面では布のほうが安上がりなのかも。




ただお母さんの労力は確かに必要ですね。




紙おむつにも利点はあるので、(外出先で便利など)
布と組み合わせて、上手く両方を使って、
大らかに子育てできれば良いのではないかしら、と思います。






若いママに広がる布おむつ回帰現象!?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1364801&media_id=58


最近、エコやスローライフに関心の高い若いママ達のあいだで、「布おむつ育児」が復活してきているらしい。昭和30年頃まで、赤ちゃんのいる家庭では軒先に何枚ものおむつが風に揺れる……というのがあたりまえの風景だったらしいが、手軽さから今では紙おむつが主流に。しかし、一人の赤ちゃんがおむつを卒業するまでに消費する紙おむつの量は約2トン(!)とも言われている。


布おむつの方が紙おむつよりおむつ離れも早くなる……というの真偽は定かではないがよく聞く話。とはいえ、時代に逆行するようなこの流れ、ワーキングマザーも増えている中、大変なのではないだろうか?


そんなわけで昨年、『布おむつで育ててみよう』(文芸社)という本を出したアズマカナコさんにお話を伺ってみた。布おむつ回帰は、少子化のため少ない人数の子を手をかけて育てたいという想いがあるのかな? という気がしたのですが、実際のところはどうなんでしょう?


「そういう方もいらっしゃるとは思いますが、私の周りでは布おむつを使いながら3、4人の子どもを育てている方もけっこうたくさんいますよ。自分に興味のあるものを取り入れたり工夫をして、皆さん、子育てを楽しんでいらっしゃいます。また、妊娠・出産や子育てをきっかけに、今までの生活を見直したり、エコや自然な暮らしに関心を持つ方や、数年前から『布ナプキン』が注目されて使う方が増えたことで、布のあたたかさや心地よさを実感して、子どもにも布を選択するという方が増えたような気がします」

とのこと。今年に入って多くの布おむつ関連本が出ていますが、アズマさんの本はそのはしりみたいな感じでしたね。



「そうですね。類書が他になかったこともあって、0~1歳の赤ちゃんを持つママやこれから出産される妊婦さんから、『周りで布を使っている人がいないので、やり方がわからず困っていた』『この本を見て、これなら自分にもできそうだと思い布をつかいはじめた。思っていたより簡単で楽しい』というような多くのメールやお手紙をいただきました」


なるほど、本書に掲載の体験談を読むと、ストイックに布でないと! というよりは、選択肢のひとつとして布もありかな? という感じですもんね。あくまでもゆるやかに、「無理せず」「楽しむ」ことがポイントのようだ。夜間や外出時は紙にするなど、併用している人も多い様子。


ほか、布おむつの歴史や、海外のおむつ事情、過去に布おむつで育児をしてきた先輩女性たちへの聞き取り調査などもあって、エコやおしゃれなだけではない布おむつのさまざまな側面にアプローチしている。


さらに、アズマさんの本では手作り布おむつの作り方なども指南。子供が大きくなって使わなくなった後も次の子供に使ったり、最終的にはぞうきんとして使うなどホントに無駄がなくエコなんだなぁ……と感心! 本書と布おむつをセットにして、出産祝いとして贈る方も多いそうなので、身近で赤ちゃんが生まれる予定のある方は選択肢のひとつとして頭に入れておいてはいかがでしょう?